Amazonには多数の販売元が出品しており、豊富な品揃えが魅力です。しかし、その中には悪質な業者も紛れており、「写真と違う商品が届いた」「商品が届かない」といったトラブルも報告されています。
この記事では、安全に買い物を楽しみたい方のために、検索結果を販売元がAmazonの商品だけに絞り込む方法を解説します。詐欺業者の見分け方や信頼できる販売元の選び方もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
※本記事には広告が含まれます。詳細はコンテンツ制作ポリシーをご参照ください。
目次
販売元をAmazonだけに絞り込むメリット
Amazonで商品を検索すると、Amazon自身が販売する商品と、マーケットプレイスの出品者が販売する商品が混在して表示されます。
マーケットプレイスには多くの優良な販売元がいる一方で、残念ながら詐欺まがいの業者も存在します。販売元をAmazonに絞り込むことで、こうしたリスクを大幅に軽減できます。
| 販売元 | 特徴 | リスク |
|---|---|---|
| Amazon.co.jp | Amazonが直接販売 品質管理が徹底されている 返品・返金対応がスムーズ |
低い |
| マーケットプレイス出品者 | 個人・法人が出品 価格競争で安いことも 品質・対応は販売元による |
販売元による |
・販売元:商品を販売している業者(Amazon または マーケットプレイス出品者)
・出荷元:商品を発送する場所(Amazon倉庫 または 出品者の倉庫)
販売元がマーケットプレイス出品者でも、出荷元がAmazon(FBA利用)の場合は、Amazonの物流サービスを利用しているため比較的安心です。
【PC・スマホブラウザ】販売元をAmazonに絞り込む方法
Webブラウザを使えば、検索結果を販売元がAmazonの商品だけに絞り込むことができます。パソコンでもスマホのブラウザでも同じ方法で可能です。
絞り込みの手順
| ステップ | 操作内容 |
|---|---|
| 1 | WebブラウザでAmazon.co.jpにアクセス |
| 2 | 検索窓に欲しい商品のキーワードを入力して検索 |
| 3 | 検索結果が表示されたら、アドレスバー(URL)をタップ/クリック |
| 4 | URLの末尾に下記のコードを追加して再度検索 |
| 5 | 販売元がAmazonの商品だけが表示される |
URLに追加するコード
検索結果のURLの末尾に、以下のコードをコピー&ペーストしてください。
通常の検索結果URL:
https://www.amazon.co.jp/s?k=イヤホン
コード追加後:
https://www.amazon.co.jp/s?k=イヤホン&emi=AN1VRQENFRJN5
スマホアプリでは販売元の絞り込みができない
現在、Amazonスマホアプリには販売元をAmazonだけに絞り込む機能がありません。アプリで絞り込みたい場合は、次の章で紹介する「出荷元をAmazonに絞り込む方法」を活用しましょう。
【スマホアプリ】出荷元をAmazonに絞り込む方法
スマホアプリでは販売元の絞り込みはできませんが、出荷元をAmazon(Prime対象商品)に絞り込むことは可能です。
Amazon倉庫から出荷される商品は、Amazonの品質管理や配送サービスが適用されるため、トラブルのリスクを軽減できます。
| ステップ | 操作内容 |
|---|---|
| 1 | Amazonアプリを開き、検索窓にキーワードを入力して検索 |
| 2 | 検索結果画面で、検索窓の下にある「prime」マークをタップしてオンにする |
| 3 | Prime対象商品(出荷元がAmazon)だけが表示される |
| メリット | 詳細 |
|---|---|
| Amazon倉庫から出荷 | 品質管理が行き届いた商品が届く |
| 翌日配達に対応 | お急ぎ便などAmazonの配送サービスが利用可能 |
| 返品・返金がスムーズ | Amazon基準のカスタマーサービスが適用される |
Prime絞り込みをしても、「prime」マークが付いていない商品は出荷元がAmazonではない可能性があります。購入前に商品ページで出荷元を確認しましょう。
Amazonで詐欺業者を見分ける3つのポイント
マーケットプレイスで買い物をする際は、以下の3つのポイントをチェックして詐欺業者を見分けましょう。
| チェックポイント | 詐欺業者の特徴 | 確認方法 |
|---|---|---|
| 1. 価格 | 相場より異常に安い 送料無料なのに激安 |
サクラチェッカーなどのツールで確認 |
| 2. 評価・レビュー | 高評価ばかりで不自然 日本語が不自然なレビュー |
写真付き・低評価レビューを重点的に確認 |
| 3. 販売元の住所 | 海外の住所 マンションの一室など不自然な住所 |
販売元のストアページで住所・電話番号を確認 |
ポイント1:異常に安い価格に注意
相場よりも極端に安い価格設定の商品は、個人情報収集が目的の詐欺である可能性があります。「安いから」という理由だけで購入せず、なぜ安いのかを考えましょう。
ポイント2:レビューの信頼性を確認
高評価レビューばかりの商品は、サクラレビューの可能性があります。以下のようなレビューは信頼性が高い傾向にあります。
| 特徴 | 理由 |
|---|---|
| 写真付きレビュー | 実際に商品を購入した証拠になる |
| メリット・デメリット両方を記載 | バランスの取れた評価は信頼性が高い |
| 具体的な使用感の記載 | 実際に使用した人の感想である可能性が高い |
| 低評価レビュー | 問題点が具体的に書かれていれば参考になる |
ポイント3:販売元の住所を確認
商品ページから販売元のストアページにアクセスすると、住所や電話番号を確認できます。以下のような住所は注意が必要です。
| 住所の特徴 | リスク |
|---|---|
| 海外の住所(特に中国など) | 返品・返金対応が困難な場合がある |
| マンションの一室 | 個人出品者の可能性(良し悪しあり) |
| 住所の記載なし | 信頼性が低い |
・不良品や写真と異なる商品が届く
・商品が届かない
・個人情報が抜き取られ、身に覚えのない商品が着払いで届く
身に覚えのない荷物が届いた場合は、絶対に代金を支払わないでください。
信頼できる販売元の選び方
Amazon以外の販売元から購入する場合は、以下のポイントを押さえて信頼できる販売元を選びましょう。
| ポイント | チェック内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 1. 価格が相場に近い | 商品価格と送料の合計が平均的 | 極端に安い商品は送料で上乗せされる場合がある |
| 2. 評価が高い | 評価数が多く、評価値も高い | 業者同士で評価を操作している場合もある |
| 3. 日本国内の住所 | 国内に実店舗や倉庫がある | 返品・返金対応がスムーズ |
| 4. 電話番号の記載あり | 連絡手段が明確 | トラブル時に連絡が取れる |
特定の販売元から商品を探す方法
信頼できる販売元を見つけたら、その販売元の他の商品も探してみましょう。
| ステップ | 操作内容 |
|---|---|
| 1 | 商品ページの販売元名をタップ/クリック |
| 2 | 販売元のストアページが表示される |
| 3 | 「すべての商品を見る」をクリック |
| 4 | その販売元の出品商品一覧が表示される |
| 5 | ストア内の検索窓でキーワード検索も可能 |
スマホアプリでは、ストアページ内でのキーワード検索ができません。キーワード検索を行いたい場合は、Webブラウザからアクセスしてください。
販売元を確認して安全にAmazonを利用しよう
Amazonは便利なショッピングサイトですが、マーケットプレイスには詐欺業者も存在します。安全に買い物を楽しむために、販売元の確認を習慣にしましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 販売元をAmazonに絞り込む方法 | URLの末尾に「&emi=AN1VRQENFRJN5」を追加(Webブラウザのみ) |
| アプリでの絞り込み | 「prime」マークをオンにして出荷元をAmazonに絞り込み |
| 詐欺業者の見分け方 | 異常な安さ・不自然なレビュー・怪しい住所に注意 |
| 信頼できる販売元 | 相場に近い価格・高評価・国内住所・電話番号記載 |
| 購入前の確認 | 販売元のストアページで住所・評価をチェック |
本記事で紹介した方法を活用して、詐欺業者を避けながら快適なAmazonショッピングをお楽しみください。