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Amazon「お支払い方法に問題あります」メールは詐欺?本物か偽物かの見分け方

Amazon情報班 発行責任者


「お支払い方法に問題があります」「支払い方法を更新してください」——Amazonを名乗る送信者からこのような件名のメールが届いたら、誰でも不安になるものです。

結論から言うと、このようなメールの大半はフィッシング詐欺です。しかし、ごくまれにAmazonから本物のメールが届くケースもあるため、正しい見分け方を知っておくことが重要です。

本記事では、「お支払い方法に問題あります」メールが本物か詐欺かを見分ける方法から、本物だった場合の対処法詐欺メールに情報を入力してしまった場合の緊急対応まで詳しく解説します。今まさに不審なメールが届いたという方は、この記事を読み終えるまで絶対にメール内のリンクをクリックしないでください

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「お支払い方法に問題あります」メールは詐欺の可能性大

Amazonから「お支払い方法に問題があります」という趣旨のメールやSMSが届いた場合、フィッシング詐欺の可能性が非常に高いと考えてください。

フィッシング詐欺とは

フィッシング詐欺とは、悪意のある送信者がAmazonなどの有名企業になりすまし、偽のWebサイトに誘導してクレジットカード情報やアカウント情報を盗み取る手口です。被害は年々増加しており、2024年のサイバーセキュリティ10大脅威でも上位にランクインしています。

フィッシング詐欺の目的
狙われる情報 悪用される内容
Amazonアカウント情報(ID・パスワード) アカウント乗っ取り、不正購入
クレジットカード情報 不正利用、金銭被害
個人情報(住所・電話番号) なりすまし、詐欺への悪用
銀行口座情報 不正送金
ITリテラシーが高い人でも被害に
消費者庁でも注意喚起が発表されており、ITに詳しい人でさえ「間違えてクリックしてしまった」というケースが後を絶ちません。誰もが被害に遭う可能性があることを認識しておきましょう。

本物のAmazonからメールが届くケースもある

「お支払い方法に問題があります」というメールの大半は詐欺ですが、本物のAmazonから支払いに関するメールが届くケースもあります。主に以下のような場合です。

Amazonから支払い関連メールが届く正当な理由
状況 詳細
クレジットカードの有効期限切れ 登録カードの期限が切れており、決済できない
支払いが不承認になった カード会社の判断で決済が拒否された
利用限度額の超過 カードの限度額を超えており、決済できない
カード情報の入力ミス 登録されているカード番号やセキュリティコードに誤りがある
重要な判断基準
Amazonで商品を注文していないのに、支払い方法の変更を求めるメールが届いた場合は、ほぼ確実に詐欺です。本物のAmazonからの通知は、実際に注文を行った場合にのみ届きます。

よくある詐欺メールのパターン

Amazonを装った詐欺メールには、いくつかの典型的なパターンがあります。よくある件名と内容を把握しておくことで、いざというときに冷静に対応できます。

詐欺メールでよく使われる件名
件名のパターン メールの内容 詐欺の特徴
「お支払い方法に問題があります」 支払い方法に問題が見つかったため、URLから更新してほしい 具体的な問題内容が記載されていない
「支払い方法に異常が検出されました」 異常を検出したため、期限内に対応しないとアカウント停止 「異常」「検出」など不安を煽る言葉を使用
「支払い方法を更新してください」 住所の誤りやカード期限切れを理由に更新を要求 「〇日以内」など期限を区切って焦らせる
「プライム会員のお支払い方法に問題があります」 会費の支払いが完了していないため、プライム資格を停止する プライム特典の利用停止で焦らせる
「アカウントが停止されます」 24時間以内に対応しないとアカウントを永久停止 極端に短い期限設定

詐欺メールに共通する特徴

詐欺メールには、以下のような共通の特徴があります。一つでも当てはまる場合は、詐欺を疑いましょう。

短い期限を設定して焦らせる(「6時間以内」「24時間以内」など)
アカウント停止や利用制限で脅す
メール内のリンクから情報入力を求める
具体的な注文番号や商品名が記載されていない
送信元アドレスがAmazon公式ではない
日本語が不自然(機械翻訳のような文章)

最近は日本語が完璧な詐欺メールも増加
詐欺の手口は年々巧妙化しており、Amazonの公式サイトから文章をコピーして使用するケースもあります。日本語が自然でも安心せず、必ず他の方法で本物かどうか確認してください。

メールが本物か確認する5つの方法

「お支払い方法に問題あります」というメールが届いたら、まずは本物かどうかを確認しましょう。以下の方法で判断できます。

方法①:Amazonアカウントにログインして確認する(最も確実)

メールが本物かどうかを確認する最も確実で安全な方法は、実際にAmazonアカウントにログインして支払い状況を確認することです。

【重要】メール内のリンクは絶対にクリックせず、Amazonアプリまたは公式サイト(amazon.co.jp)に直接アクセスしてください。

確認手順

1. Amazonアプリまたは公式サイトに直接アクセスしてログイン
2. 「アカウントサービス」を開く
3. 「お支払い方法を管理」をクリック
4. エラー表示や通知がないか確認

本当に支払い方法に問題が発生している場合は、アカウント内に何らかのエラー表示や通知があるはずです。何も表示がなければ、メールは詐欺と判断してよいでしょう。

方法②:メッセージセンターで確認する

Amazonがユーザーに送信したメールは、すべて「メッセージセンター」に記録されています。受信トレイに届いたメールと同じ内容がメッセージセンターにあるか確認しましょう。

確認手順

1. Amazonにログインし、「アカウントサービス」を開く
2. 「メッセージセンター」をクリック
3. 受信トレイと同じ内容のメールがあるか確認

メッセージセンターに同じメールがなければ、ほぼ100%偽物
Amazonからの正規のメールは必ずメッセージセンターに記録されます。メッセージセンターに該当するメールがなければ、詐欺メールと判断して問題ありません。

方法③:送信元のメールアドレスを確認する

メールの送信元アドレスを確認することで、詐欺かどうかを判断できる場合があります。Amazonが送信に使用する正規のドメインは以下のとおりです。

Amazon公式のメールドメイン一覧
ドメイン 用途
amazon.co.jp 一般的な通知
amazon.jp 一般的な通知
amazon.com 海外関連の通知
email.amazon.com マーケティングメール
marketplace.amazon.co.jp マーケットプレイス関連
gc.email.amazon.co.jp ギフトカード関連
payments.amazon.co.jp 支払い関連
business.amazon.co.jp Amazonビジネス関連
送信元アドレスの偽装に注意
詐欺メールの中には、表示名を「Amazon.co.jp」に偽装しているものもあります。表示名ではなく、実際のメールアドレスを必ず確認してください。また、公式ドメインに似せた偽ドメイン(例:amazon-support.xyz)にも注意が必要です。

方法④:メールアドレスにAmazonロゴがあるか確認する

一部のメールプロバイダーでは、「BIMI(Brand Indicators for Message Identification)」という仕組みにより、Amazonからの正規メールにAmazonのロゴ(Amazon Smile)が表示されます。

ただし、この機能はすべてのメールプロバイダーで利用できるわけではありません。ロゴが表示されない場合でも、本物のメールである可能性はあります。

方法⑤:リンクの遷移先URLを確認する(PCの場合)

パソコンからメールを確認している場合は、リンクをクリックせずに遷移先URLを確認できます。

確認方法

1. メール本文に記載されているリンクにカーソルを合わせる(クリックしない)
2. 画面左下に表示される遷移先URLを確認
3. URLが「https://www.amazon.co.jp/」から始まっているか確認

メール本文のURLで判断しないこと
メールに記載されているURLがAmazon公式に見えても、実際のリンク先は全く別のURLに設定されていることがあります。必ず遷移先のURLで判断してください。

本物のAmazonだった場合の対処法

確認の結果、メールが本物だった場合は、支払いが不承認になっている可能性が高いため、早めの対応が必要です。

支払い方法を変更する手順

1. Amazonにログインし、「注文履歴」を開く
2. 支払いに問題がある注文を探し、「お支払い方法の変更」をクリック
3. 別の支払い方法を選択するか、新しいカード情報を入力
4. 変更を保存

支払いが承認されない主な原因

Amazonで支払いが承認されない場合、以下の原因が考えられます。

支払いが不承認になる原因と対処法
原因 詳細 対処法
クレジットカードの有効期限切れ 登録カードの期限が過ぎている 新しいカード情報を登録する
利用限度額の超過 カードの限度額を超えている 別のカードを使用するか、限度額を上げる
カード会社による不正検知 高額決済や普段と異なる利用パターンで利用停止 カード会社に連絡して解除依頼
登録情報の不一致 カード会社に登録している住所とAmazonの住所が異なる いずれかの住所を更新する
カード情報の入力ミス カード番号やセキュリティコードの誤り 正しいカード情報を再入力
原因がわからない場合
決済が通らない詳細な理由は、カード会社のみが把握しています。原因が特定できない場合は、カード会社に直接問い合わせることをおすすめします。

詐欺メールに情報を入力してしまった場合の対処法

万が一、詐欺メールのリンクから偽サイトにアクセスし、個人情報やカード情報を入力してしまった場合は、すぐに以下の対応を行ってください。対応が遅れると被害が拡大する可能性があります。

情報入力後の緊急対応フロー
優先度 対応内容 詳細
最優先 Amazonパスワードの変更 パスワードアシスタントから即座に変更
最優先 クレジットカード会社への連絡 カードの利用停止・再発行を依頼
重要 二段階認証の設定 今後の不正アクセスを防止
重要 Amazonカスタマーサービスへ報告 被害状況を報告し、対応を相談
必要に応じて 警察への相談 サイバー犯罪相談窓口に連絡

①Amazonのパスワードを今すぐ変更する

詐欺サイトでAmazonのアカウント情報(メールアドレス・パスワード)を入力してしまった場合は、すぐに「パスワードアシスタント」にアクセスしてパスワードを変更してください。

パスワード変更手順

1. Amazonの「パスワードアシスタント」ページにアクセス
2. Amazonに登録しているメールアドレスを入力し、「次へ」をクリック
3. メールアドレスに届く確認コードを入力
4. 新しいパスワードを設定して完了

②クレジットカード会社に連絡する

クレジットカード情報を入力してしまった場合は、すぐにカード会社に連絡してください。連絡することで、以下の対応をしてもらえます。

カードの一時利用停止
カードの再発行
不正利用の調査

連絡の際は、カードの利用履歴もあわせて確認しましょう。身に覚えのない取引があれば、詐欺グループによる不正利用の可能性があります。

③二段階認証を設定する

パスワード変更後は、二段階認証を必ず設定してください。二段階認証を有効にすると、ログイン時にパスワードに加えてスマホに届く認証コードの入力が必要になり、万が一パスワードが漏洩しても不正ログインを防げます。

④Amazonカスタマーサービスに報告する

パスワードの変更やカードの利用停止が完了したら、Amazonカスタマーサービスにも報告しましょう。入力してしまった情報の内容も併せて伝えると、その後の対処(アカウントの保護措置など)がスムーズに進みます。

また、詐欺メールを受け取っただけで何もしていない場合でも、Amazonに報告することで他のユーザーの被害防止に貢献できます。

⑤警察のサイバー犯罪相談窓口に相談する

実際にクレジットカードを不正利用されるなど、金銭的な被害が発生した場合は、お住まいの都道府県警察本部のサイバー犯罪相談窓口に相談してください。

詐欺被害を防ぐための日常対策

フィッシング詐欺の被害に遭わないために、日頃から以下の対策を実施しておきましょう。

詐欺被害を防ぐためのセキュリティ対策
対策 内容 効果
二段階認証の設定 ログイン時に認証コードの入力を必須にする パスワード漏洩時の不正ログインを防止
パスワードの強化 他のサービスと異なる複雑なパスワードを設定 パスワードの推測・流用を防止
定期的なパスワード変更 3〜6ヶ月ごとにパスワードを変更 長期間の不正アクセスを防止
注文履歴の定期確認 身に覚えのない注文がないか定期的にチェック 不正利用の早期発見
セキュリティソフトの導入 フィッシングサイトをブロックする機能を持つソフトを導入 偽サイトへのアクセスを防止
不審なメールの基本対応
不審なメールは「開かない・返信しない・入力しない」が原則です。返信すると、あなたのメールアドレスが「生きている」と認識され、迷惑メールがさらに増えることがあります。

よくある質問(FAQ)

Q. メールを開いただけでウイルスに感染しますか?

A. メールを開くだけでウイルスに感染する可能性は非常に低いです。問題は、メール内のリンクをクリックしたり、添付ファイルを開いたり、偽サイトに情報を入力したりすることです。怪しいメールはすぐに閉じて削除してください。

Q. リンクをクリックしてしまいましたが、情報は入力していません。大丈夫ですか?

A. 情報を入力していなければ、被害が発生している可能性は低いです。ただし、念のためパスワードを変更し、二段階認証を設定しておくことをおすすめします。また、セキュリティソフトでウイルススキャンを実行しておくと安心です。

Q. 二段階認証を設定していれば絶対に安全ですか?

A. 二段階認証は非常に有効な対策ですが、100%安全とは言い切れません。近年、二段階認証を突破する手口も報告されています。ログインしていないのに認証コードが届く場合は、すぐにパスワードを変更してください。

Q. 詐欺メールを報告するとどうなりますか?

A. Amazonに詐欺メールを報告すると、同様の詐欺メールの検知・ブロックに活用されます。他のユーザーの被害防止に貢献できるため、詐欺メールを受け取った場合は積極的に報告しましょう。

Q. Amazonから電話がかかってくることはありますか?

A. Amazonがユーザーに突然電話をかけて、支払い情報やアカウント情報を聞くことはありません。「Amazonです」と名乗る電話がかかってきて、個人情報の入力や支払いを求められた場合は、詐欺の可能性が非常に高いです。すぐに電話を切ってください。2025年には電話を使った詐欺が急増しているため、特に注意が必要です。

Q. 詐欺サイトに情報を入力してしまいましたが、今のところ被害はありません。大丈夫でしょうか?

A. 今被害がなくても、今後悪用される可能性があります。入力した情報は犯罪者の手に渡っているため、必ずパスワードの変更、カード会社への連絡、二段階認証の設定を行ってください。被害を未然に防ぐための対策を怠らないようにしましょう。

まとめ|「お支払い方法に問題あります」メールは慌てず確認を

Amazonを名乗る「お支払い方法に問題あります」というメールへの対処法をまとめました。

この記事のポイント
項目 内容
結論 「お支払い方法に問題あります」メールの大半はフィッシング詐欺
詐欺の見分け方 メッセージセンターに同じメールがなければ、ほぼ100%偽物
確認方法 メール内のリンクは使わず、Amazon公式サイト・アプリから直接ログインして確認
本物だった場合 注文履歴から支払い方法を変更する
情報を入力してしまった場合 すぐにパスワード変更、カード会社への連絡、二段階認証の設定を行う
日常の対策 二段階認証の設定、定期的なパスワード変更、注文履歴の確認

支払い方法に関するメールが届いたら、開封せずにまずAmazonのアプリや公式サイトから支払い状況を確認しましょう。慌てずに対応することで、詐欺被害を防ぐことができます。

また、二段階認証や定期的なパスワード変更など、日頃からセキュリティ対策を講じておくことも大切です。「自分は大丈夫」と思わず、常に警戒心を持ってAmazonを利用しましょう。