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【Amazon】受け取り拒否のやり方。返金方法・ペナルティの有無を支払い方法別に解説

Amazon情報班 発行責任者

Amazonで商品をキャンセルしようとしたものの、すでに発送されてしまったという経験はありませんか?そんな場合は「受け取り拒否」で購入をキャンセルできます。

この記事では、Amazonで受け取り拒否をする方法から、クレジットカードやコンビニ払いなど支払い方法別の返金の流れ、ペナルティの有無まで詳しく解説します。

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Amazonの商品は受け取り拒否でキャンセルできる

Amazonが発送する商品は、「受け取り拒否」をすることで購入をキャンセルできます。受け取り拒否をすると、商品はAmazonに返送され、後日返金される仕組みです。

受け取り拒否の基本情報
項目 内容
できること 発送済みの商品を受け取らずにキャンセル
公式対応 Amazonの公式サイトでも案内されているキャンセル方法
返金 基本的に送料を含め全額返金される
受け取り拒否の前に確認を
受け取り拒否をする前に、まず注文履歴から配送状況を確認しましょう。発送前であれば、注文履歴から通常のキャンセル手続きが可能です。発送後のキャンセルは配送業者に負担がかかるため、まずは通常キャンセルができるか確認することをおすすめします。

受け取り拒否のやり方【自宅・コンビニ別】

受け取り拒否の方法は、商品の受取先によって異なります。

自宅など通常配送の場合

自宅などを受取先に指定している場合は、配送業者に「受け取りを拒否する」旨を伝えるだけでOKです。配送業者がAmazonに商品を返送してくれます。

受け取り拒否の伝え方
方法 タイミング
配達時に直接伝える 配達員が来た際に「受け取りを拒否します」と伝える
事前に電話で連絡 配送業者に電話し、配達前に受け取り拒否の意思を伝える(おすすめ)
マーケットプレイス商品の注意点
Amazonマーケットプレイスで購入した商品は、出品者によってはキャンセル不可としている場合があります。その場合は受け取り拒否せず、きちんと商品を受け取りましょう。

コンビニ受け取りの場合

コンビニ受け取りを指定している場合は、商品がコンビニに届いているかどうかで対応が異なります。

コンビニ受け取りの受け取り拒否方法
状況 対応方法
商品がコンビニに届く前 配送業者に連絡し、受け取り拒否の旨を伝える
商品がコンビニに届いた後 保管期限まで受け取らなければ自動的にAmazonへ返送される

コンビニの商品保管期間

コンビニ別の保管期間
コンビニ 保管期間
ローソン・ミニストップ 商品到着メール受信日を含む7日間
ファミリーマート 商品到着メール受信日を含む3日間

保管期間を過ぎると、商品は自動的にAmazonへ返送され、キャンセル扱いになります。

支払い方法別|受け取り拒否後の返金方法

受け取り拒否後の返金方法は、購入時の支払い方法によって異なります。基本的には送料を含め全額返金されます。

支払い方法別の返金方法と所要日数
支払い方法 返金方法 返金までの日数
クレジットカード Amazonギフトカード or 同じカードへ返金(選択可) 1〜3日程度
代金引換 未受け取りなら支払い不要
受け取り後はAmazonギフトカードへ返金
受け取り後返品の場合は1〜3週間
コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い Amazonギフトカード or 銀行振込(要申請) 1〜3日程度
携帯キャリア決済 携帯決済サービス経由で返金 1〜3日程度
あと払い(ペイディ) ペイディアカウントに返金 1〜3日程度
PayPay PayPayアカウントに返金 1日程度
Amazonギフトカード Amazonギフトカード残高に返金 1〜2日程度
Amazonポイント Amazonポイント残高に返金 1〜3日程度
Oki Dokiポイント Oki Dokiポイント残高に返金 3〜5日程度

クレジットカード決済の場合の注意点

クレジットカードへの返金は、カード会社の締日と支払日によって実際の反映タイミングが異なります。

クレジットカード返金の反映パターン
パターン 内容
当月請求から差し引き 当月の請求金額から返金分が引かれる
翌月以降に返金 一旦請求された後、翌月以降にマイナス計上される

後者の場合は、翌月以降のカード利用明細で返金が反映されているか確認しましょう。

銀行振込での返金を希望する場合

「代金引換」または「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い」の場合は、銀行振込での返金も可能です。

銀行振込で返金を受ける方法
ステップ 内容
1 Amazonカスタマーサービスに問い合わせ
2 銀行口座情報を登録
銀行振込に必要な情報
必要な情報
金融機関名
支店名
預金種別(普通・当座など)
口座番号
口座名義(フリガナも必要)
商品の注文番号

キャンペーン用クーポンの場合

注意
キャンペーン用クーポンを利用して購入した商品を受け取り拒否しても、クーポン分は返金対象外となります。

受け取り拒否でペナルティはある?

受け取り拒否によるペナルティについて、多くの方が気になるポイントを解説します。

ペナルティに関するポイント
状況 ペナルティの有無
数回程度の受け取り拒否 基本的にペナルティなし
何度も繰り返した場合 アカウント停止などのペナルティの可能性あり
受け取り拒否は最終手段に
受け取り拒否はAmazon公式でも認められているキャンセル方法ですが、配送業者に負担がかかります。安易に利用するのは避け、まずは注文履歴からキャンセルできるかを確認しましょう。

受け取ってしまった場合の対処法

一度商品を受け取ってしまうと、受け取り拒否はできません。通常の返品手続きが必要になります。

受け取り後のキャンセル方法
状況 対応方法
対面で受け取った場合 通常の返品手続きが必要
置き配で届いた場合 配達完了となるため受け取り拒否不可→返品手続きが必要
置き配の注意点
「置き配」を指定している場合、配達が完了した時点で受け取ったとみなされます。置き配で届いた商品は受け取り拒否ができないのでご注意ください。

返金されない場合の問い合わせ先

受け取り拒否後、一定期間経っても返金されない場合は、以下に問い合わせましょう。

問い合わせ先
購入先 問い合わせ先
Amazon販売・発送の商品 Amazonカスタマーサービス
マーケットプレイス出品者の商品 出品者に直接問い合わせ

まとめ|受け取り拒否は可能だが繰り返しは避けよう

Amazonでは発送済みの商品でも、受け取り拒否をすることで購入をキャンセルできます。ただし、何度も繰り返すとアカウント停止などのペナルティを受ける可能性があるため、基本的には発送前にキャンセル手続きを行いましょう。

この記事のポイント
項目 内容
受け取り拒否とは 発送済み商品を受け取らずにキャンセルする方法
やり方 配送業者に受け取り拒否の旨を伝える
コンビニ受け取りの場合 保管期限まで受け取らなければ自動返送
返金 支払い方法により異なる(多くは1〜3日程度で返金)
ペナルティ 数回なら問題なし、繰り返すとアカウント停止の可能性
受け取り後 受け取り拒否不可→通常の返品手続きが必要

受け取り拒否は便利なキャンセル方法ですが、配送業者への負担も考慮して、まずは注文履歴からの通常キャンセルを試みましょう。