時事

楽天モバイル「22万減の深刻度」三木谷浩史会長の暴露スキャンダルよりはマシか

発行責任者 (K.ono)

 10日、7月に「月額0円プラン」を廃止した楽天モバイルの契約数が約22万件減の546万件になったことがわかりました。

「0円→1078円」

 楽天グループが2022年6月中間決算(国際会計基準)で発表した情報で、「データ通信1ギガバイトまで0円」の料金プランを変更し、月額1078円からとすると発表したことが大きな理由と言われています。

 ただ「0円→1078円」という大きなインパクトの割には全体の4%程度の離脱で済んだ、という見方もできるはずです。離脱した人の多くが「0円の人」であることは確実で、売上等には大きな影響は及ぼさないのでは、との指摘も多くあります。また、何といっても0円なので、他社キャリアを使っているユーザーが「スマホのサブ機」として使用していた人も多かったのでしょう。料金がかかる時点でやめるのは自然で、楽天モバイル側が求めるユーザーが離脱したワケではない、という見解が強いのです。

 一方で、6月中間決算は純損益が1766億円の赤字で、前年同期から995億円悪化。モバイル事業の営業赤字は2593億円とまだまだ赤字を掘っている状況。株価も低調が続いており、キャリア戦争への投資による最大の危機が訪れているとも言われています。

 また、最近は暴露系YouTuberが三木谷浩史会長の女性関係や私生活を次々に暴露し、三木谷さんのイメージも悪化しているのが実状です。これが株価にどの程度影響しているのかは定かではありませんが、企業の“顔”である三木谷会長の印象の重さは確実にあるでしょう。

11月に現状がわかる?

「0円をやめたことで、11月くらいまでは契約を切る動きは続くだろう。その時のシェアが楽天モバイルの現実的な立ち位置になりそう。いずれにせよ、国民の5%程度しか使用していない状況は、やはり苦しい。

その上今後も三木谷会長のスキャンダルが続くようであれば、社員の不信や不満も溜まっていくのではないか。本当の正念場という感がある」(web関連の記者)

 楽天と三木谷会長の苦難は続きそうです。
(文/堂島俊雄)