娯楽

木村拓哉「宮崎駿新作大丈夫?」綾瀬はるかとの『レジェンド&バタフライ』微妙結果で『君たちはどう生きるか』が不安

発行責任者 (K.ono)

 俳優の木村拓哉主演映画『レジェンド&バタフライ』の興行収入が振るわないと話題だ。

SLAM DUNKどころか鬼滅総集編にも完敗…

 同作は製作費20億円という日本映画の規模ではまさに超大作で、国民的女優と言える綾瀬はるかとの共演ということもあり、大規模な宣伝も相まって注目されていた。岐阜でのイベントにも自身が演じた織田信長に扮して登場し大きな話題になるなど、とにかく「キムタク全面押し出し」の作品である。

 それだけに、公開4週目で2カ月以上前に公開された『THE FIRST SLAM DUNK』などや総集編である『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』などにあっさり抜かれてしまうのは、やはり物足りないか。日本映画はアニメが絶対的な強さを誇るだけに、今回も「実写及ばず」といった印象は拭えない。

 実写映画としては健闘の部類でも、やはりキムタクに求められる数字のハードルが高いということである。『レジェンド&バタフライ』の内容自体にも賛否が多く、それが逆に今後の再浮上のきっかけになればいいのだが……。

 そんな木村が、今後出演するとウワサされている「アニメ映画」がある。メディア関係者に事情を聞いた。

キムタク×ジブリ

「2023年7月公開予定、宮崎駿監督作品『君たちはどう生きるか』ですね。天下のスタジオジブリ、宮崎監督の久々の長編アニメ映画ということで極めて大きな注目を集めていますが、以前から『木村拓哉が声優をやるのではないか』とウワサされています。

というのも、映画公開の発表が行われた昨年12月のタイミングで、木村さんが自身のインスタグラムで『今日は、久し振りにお会いする監督の元、とある作業へと向かいます! また、現場で会えるとは思って無かったのでめちゃくちゃ嬉しいです!』とコメントし、台本の写真をUPしました。

木村さんは同じくジブリの『ハウルの動く城』(2004年)で主人公ハウルを演じていることからも『匂わせなのでは』と言われていました。評論家の岡田斗司夫さんも同様の指摘をしていました。ジブリも公式Twitterでハウルの写真を出すなどノリノリです(笑)。

こうなるとファンとしては楽しみなのですが、宮崎作品となると『コケる』なんてことはまずないという認識だけに、プレッシャーはありそうです。『レジェンド&バタフライ』の結果を考えると、少し不安が残るかと……」

 キムタク×ジブリなら、さすがに大丈夫?
(文/編集部)