NHK党のガーシー参院議員の「議場での陳謝」を科す懲罰が、正式に決定した。
与野党の賛成多数で可決し“正式決定”
昨年7月の参院選で当選後、一度も登院しないまま現在に至っているガーシー。参院本会議で22日、「議場での陳謝」を科す懲罰が与野党の賛成多数で可決し“正式決定”となった。
昨年、過去に親交のあった芸能人たちの暴露をするYouTuberとして世間から大きな注目を浴びたガーシー。綾野剛や城田優、新田真剣佑らの私生活や女性関係を暴露し、大きな話題や一部の人気を呼んだ。
それに目をつけたNHK党からのオファーによって出馬を決断。比例で当選したことが、その後は一度も日本に帰ることなく現在に至っている。
それだけに今回の「議場での陳謝」の意味は大きく、国会も大きな問題として対処する意思表示といえる。
今後、ガーシーは帰国し陳謝するのだろうか。芸能関連の記者が語る。
帰国するメリットはない
「陳謝しなければ、除名などさらに重い処分も考えるようです。そちらがメインで、ガーシーさんが帰ってはこないと踏んでいるのではないでしょうか。
実際、ガーシーさんは芸能事務所や実業家を敵に回しまくっていますから、帰国すれば訴訟やら脅迫罪やらであっという間に身動きはとれなくなるのではないでしょうか。もともと詐欺事件の加害者ともいわれていますし、ガーシーさんからすれば帰国するメリットはないでしょう。
一方で、最近は暴露も以前ほどインパクトがなくなり、議員報酬がなくなれば今後の収入面で不安も出てくるかもしれません。海外の地に長く居座ることができるのか否か……なかなか今後の動きが読みづらい人物ですね」
一時は堀江貴文氏や青汁王子こと三崎優太氏などともコミュニケーションをとっていたガーシーだが、最近は話題に上ることも減ってきた。
果たして、帰国することはあるのだろうか。
(文/編集部)