スシローで男子中学生が「寿司にアルコールスプレー」を吹きかけるという動画が世間で出回っており、大炎上を巻き起こしている。
「民事・刑事両面で」
先日もスシローで「醬油舐め」動画が大きな騒動に発展したが、それ以上に危険な行動ということでスシロー側も「民事・刑事両面で」と厳しい処置をするとしており、大事になりそうだ。
未成年の飲食店での危険行動が問題視される機会が増えてきたが、今や「Z世代は問題がある」「現代の親が常識を教えていない」など世代論や社会論にも話が波及してしまっている状況だ。
なぜこのような状況が起こるのか。メディアの記者に聞いた。
女子高生がファミレスのレジに入り込んで…
「危険行為自体は昔からやる人は一定いたんでしょうが、それを動画にして世間にUPする時代になったということです。友達との悪ふざけレベルだったんでしょうが、世の中全体が監視できる時代を考えると、こうした大事件に発展しやすくなります。また、いわゆる『鍵垢』で入れていた動画を友人の裏切りで公開されるということもあるでしょう。
この情報に合わせて『女子高生がファミレスのレジに入り込んで打ち込もうとする動画』も拡散されており、こちらも特定作業や批判が渦巻いています。何にせよこうした行動でZ世代全体の印象が悪くなるというのは残念ではありますね。
国が貧しくなる中で民度もどんどん下がっている、ということでしょうか」
ごく一部なのだろうが、未成年の暴走を止める手立てはあるのだろうか。
(文/山路健吾)