昨年、自らがすい臓がんのステージ4であることを告白したYouTuber「サニージャーニー」のみずき。
「がんはウソなのでは」
末期のがんであることを公表した時点で世間でも大きな話題を呼び、その一方で相方で夫でもあるこうへいが行ったクラウドファンディングの炎上、みずきが元気そうなことから「がんはウソなのでは」といった憶測やアンチコメントも数多く出回ることになってしまった。
22日には配信者・コレコレが、生配信中にこうへいに「現在、私の所にすい臓がんステージ4に関して『詐病なのではないか?』という疑惑を持っている人達から問い合わせが来ております」とDMも送付。2人はこの質問に対し、24日の動画で「私はすい腺房細胞がんのステージ4と診断されました。これは事実」と前提を話し、ウィッグを外してがん治療の副作用の脱毛を見せたり、診断書の写真なども公開してウワサやアンチの声を全否定した。
がん患者というデリケートな存在だけに、簡単に「ウソ」などと言える話でないのは当然だ。ウソをついてチャンネル登録や金銭を得ようとするのはあまりにもリスキーで、注目されればされるほど後に大変なことになるだろう。
このがんのステージ4が事実であることは疑わないが、やはり多くの人が気になるのは「なぜYouTubeで情報を出すのか」という点だ。
『見ない』が正解
「正直、なぜ2人ががんであることを公のYouTubeで配信するのかはわかりません。金銭目当てなのか自分たちを知ってほしいのか……理由はさまざまあるでしょうが、その疑問が拭えないことが、アンチや詐病疑惑を生むもっとも大きな原因でしょう。
世間からも『そんな深刻なら安静にしておくべき』『何でも金に換えようという気持ちを感じる』といった意見が多いのも事実です。
ただ、今後病状が悪化すれば見た目などに変化も出てくるでしょう。その時にアンチも厳しい発言をしたことを後悔するかもしれません。怪しむなら『見ない』が正解でしょうね」(webメディアライター)
結局、ほとんどの人が得をしない企画であることは確かなようだ。
今後も2人は発信を続けていくのだろうか。
(文/河島栄次郎)