当選後1度として国会に登院しないガーシー参議院議員の「除名」が確実となりそうだ。
8日午前の参院本会議を欠席し「登壇し、陳謝文を読み上げる」ことに応じなかったガーシー。これにより懲罰委員会への付託を宣告し、追加懲罰処分の検討に入ることとなった。
追加懲罰は間違いなく「除名」であり、ガーシーは国会議員ではなくなるのがほぼ確実となりそうだ。暴露系YouTuberとして海外にわたる前には詐欺事件の当事者にもなっており、暴露による名誉棄損も複数取りざたされている。日本に帰国すれば即拘束、逮捕の可能性も十分あるだけに、動かないことも十分想定されていた。
先日は大地震に見舞われたトルコに赴いたが、世間からは「被災者の食糧横取りしてタダ飯食ったり、笑いながら配信したり、いちいち写真撮ったり、邪魔でしかなく迷惑極まりない行動の数々でバカっぷりを露呈」などと批判を浴びるありさまだ。もはや世間から議員という扱いは受けていないようである。
「民選の議員ですので国会で除名、という点に疑問は残りますが、もはやそういう問題ではなくなっています。国会議員としての仕事を果たしていないのは明白であり、影響力も負の方向にしか働いていません。
一方で、知名度と人気があれば議員になれる、という例を作ってしまったことも事実であり、今後こうした形で選挙を通る人も出てきそうです。それがいいのか悪いのかは定かではありませんが……。
いずれにせよ議員報酬がなくなったガーシーさんが今後どうなるのかは気になるところではありますね。警察も動いているようですし、今後の展開も注目を浴びそうな気配です」（webメディアライター）
逮捕報道などもなくはなさそうだが……。
（文／堂島敏雄）
宮城県出身。古川高校→奈良県立大学卒業。株式会社サイゾーにてエンタメ・娯楽関連のwebメディア編集、運営を経て、2020年にミツイグラフ株式会社設立。広告運用、メディア運営指南＆投資等で1期目営業利益1億2000万円超を達成。現在は会社経営ならびにwebメディア「Flat Plat」発行責任者として活動。北海道札幌市在住。愛犬家（小型に限る）。