8日に開幕したWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)。2日目の9日夜には日本VS中国が行われるが、昼には韓国VSオーストラリアの一戦が行われている。
まさかの展開
韓国といえば第二回大会で日本と決勝戦で争った最大のライバル。今大会もメジャーリーガーもいるなど強力なメンバー構成で、POOL Bの最大の敵と目されている。
しかし、いきなり様子がおかしい。韓国がオーストラリアにビハインドなのだ。
先制、追加点をとって2-0と先んじたのはオーストラリアだった。しかし5回裏、8番ヤン・ウィジの3ランホームランが飛び出し一発で逆転。さすがは韓国という力を見せつけたのだが……。
さらに1点を追加し4-2とした韓国。しかし7回表、2番A.ホールに3ランホームランを打たれ、再逆転。現在も試合は続いているが、8-4と韓国が思いのほか苦戦している状況だ。
「不気味な感じ」
「オーストラリアは昨年11月の侍ジャパンシリーズ2022で日本が2連勝しましたが、栗山英樹監督が『すごく怖いし、すごく不気味な感じもした』と述べており、決して簡単な相手ではないと警戒していましたね。
オーストラリアは国際大会で経験豊富な選手が多いチーム。それは韓国も同じですが、現状完全に上回っているように見えます」(スポーツライター)
チャイニーズ・タイペイを下したパナマに続き、番狂わせがあるか注目だ。
(文/中嶋誠一)