8日、安倍晋三元内閣総理大臣が、奈良県奈良市で山上徹也容疑者に銃のようなもので狙撃され、亡くなった事件。
山上容疑者を「英雄視」
世間を揺るがす歴史的大事件が起きたわけですが、山上容疑者にはとりわけ安倍元首相の政治思想に対する反発ではなく「特定の団体に母がハマり、多額の寄付をして家庭が崩壊した。安倍元首相がその団体と親しいと思い込み、殺そうと思った」などと供述しており、個人的な動機ではないかともいわれています。
いずれにせよ、日本でもっとも重要な政治家が亡くなったことは、日本のみならず世界に衝撃をもたらしました。安倍元首相と親交の深かった世界の要人が哀悼の意を示しています。
一方、一部の国の一部の人々は、今回の事件で山上容疑者を「英雄視」しているとの指摘もあります。
「韓国の一部の人々が、山上容疑者を英雄視している、との指摘があります。韓国内のSNSなどでその動きがあるようですね。
韓国では未だ反日感情が一定残っており、時折そうしたことが話題になることもあります。中国でも同様に、山上容疑者を称える意見が出ているようです。
『容疑者の国籍を明らかにせよ』
実際日本でも、安倍首相が襲われた直後に『容疑者の国籍を明らかにせよ』『犯人は在日韓国人ではないか』などの憶測が出回りました。山上徹也容疑者が元海上自衛隊員であるとわかり、その話は落ち着きましたが……。日本の中にも韓国に対する敵対的なイメージが残っているということかもしれません。
いずれにせよ、東アジアの国々に激震が走ったことは紛れもない事実ですね」（web系ライター・城島信二）
新たな争いの火種にならないといいのですが……。
（文／田中陽太郎）
宮城県出身。エンタメ・娯楽関連のwebメディア編集、運営を経て、2020年にミツイグラフ株式会社を設立し、メディア運用や投資でスタッフ2名ながら2年間で1億円以上の営業利益を達成。現在は会社経営ならびにwebメディア「Flat Plat」発行責任者として活動。北海道在住の愛犬家（小型に限る）。