JRAの川田将雅騎手の騎乗に批判が殺到している。
阪神11R米子S
問題視されているのが17日の阪神11R米子Sである。川田将雅騎手は1番人気ジャスティンスカイに騎乗していた。単勝は1.7倍と人気を集めていた。
大外枠だったジャスティンスカイは、道中は中団からレースを進め、直線では外に持ち出した。ここまではスムーズなレース運びだったと言えるだろう。
しかし、ここで問題のシーンが。直線で隣を走っていた2番人気、松山弘平鞍上のセルバーグと接触。セルバーグはその後戦意を失ったか、13頭中の12着でゴール。ぶつけたジャスティンスカイも8着に敗れている。
この騎乗に「今のは松山かわいそう」「エルボーもしていないか」「これはひどい」と厳しい意見が相次いでいる。
川田騎手は現在リーディング1位の72勝。大げさでなくJRAを代表する騎手の1人だけに、ファンの目も厳しくなるのは普通のことだ。
1倍台だったので余計注目
「レースを見ると、コーナーを曲がってセルバーグが膨れたところにぶつかったという面も多少あるかもしれませんが、思い切りぶつかっていますからね。これは川田騎手が批判されるのも自然でしょうね。
川田騎手はかねてより、若手や後輩の騎乗を注意することが多く怖がられていることで知られていますが、それでこの騎乗では……となりますね。
今回は1番人気で1倍台だったので余計注目されていますね。ちなみに過怠金など制裁はありませんでした」(競馬誌記者)
買ったのは10人気のメイショウシンタケ。鞍上の西村淳也騎手は斜行等で10000円の過怠金だった。
(文/山田倫)