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藤田菜七子「大物馬主と復縁へ」YouTube営業活動でアノ名コンビが復活の兆し

発行責任者 (K.ono)

 ※画像は「ホリプロ」より

 17日、スマートフォンの不適切使用により一時謹慎していた6人の若手騎手が、約1か月ぶりにJRAで実戦復帰しました。

藤田菜七子騎手だけが処分の対象外

 この処分を受けた6人のうち、5人が女性騎手であったことが話題になりましたが、藤田菜七子騎手だけが処分の対象外でした。

 藤田騎手は3年前の落馬事故で大けがを負い、復帰後は以前のような活躍ができずにいます。他の女性騎手が不在となったことで、彼女にとっては騎乗数を増やす絶好のチャンスでしたが、実際には大幅な増加はなく、勝ち鞍も5週間で2つだけでした。

 そんな中、15日に藤田騎手にとってもっとも縁が深い馬主との動画が更新されました。Dr.コパこと小林祥晃氏です。コパ氏はコパノキッキングを筆頭に一時期藤田騎手を重用していました。

 コパ氏と藤田騎手は『東京馬主協会』の公式YouTube動画で共演。コパ氏は「勝てば一緒に口取りできたんだけど……勝ってない」といえば、藤田騎手は「乗せてもらってないです!」と反論(?)。なかなか息の合った掛け合いを見せています。

騎手は実力の世界で、馬主もシビア

 藤田騎手がコパ氏の馬に騎乗しなくなってすでに1年以上が経過しています。以前ほどコパ氏は有力馬を所有しているわけではないですが、なかなか勝利数が伸びない菜七子騎手にとっては非常に重要な存在となり得ます。菜七子騎手も「今日は営業に来ました!」としっかり発言しています。

「コパノキッキングで東京盃、カペラSと重賞勝利を藤田騎手にプレゼントしてくれた思い出深い馬。コパさんも動画共演をするくらいですから、思い入れはあるに違いありません。

ただ、騎手は実力の世界で、馬主もシビア。藤田騎手の今の成績ではコパさんとしても安易に騎乗はさせないというのも、またプロらしいですね。ただ、藤田騎手自身も営業をするくらいなので危機感はあるはず。今後に期待したいです」(競馬誌記者)

 現代のJRA女性騎手のパイオニアとして、再浮上してもらいたいところです。
(文/山田倫)