時事

ガーシー逮捕「黒幕」秋田新太郎の素性と指示は…「重い罪にはならない」戦略ありきか

発行責任者 (K.ono)

 4日、暴露系YouTuberで元参議院議員のガーシーこと東谷義和容疑者がUAEから帰国、成田空港で逮捕された。

「何かしら裏があるのでは」

 同日に突然の帰国・逮捕報道が出たことでネットを中心に世間の注目も大きい。昨年は芸能人の暴露をYouTubeを通じて多数行い、さらに国会議員にもなったということで世間に話題を振りまいていた。最近は報じられる機会も減っていたが、改めて世間の耳目を集めることになったということだ。

 なぜこのタイミングで帰国をすることにしたのか。世間からは「パスポートが切れていられなくなった」「UAEにまで捜査員を派遣した日本警察の本気」「何かしら裏があるのでは」などさまざまな意見が出ている。

 ガーシー自身はともかく、彼の「黒幕」のアドバイスがあるとすれば、このままでは終わらないかもしれない。

「黒幕」秋田新太郎の存在

「ガーシー容疑者は、実業家の秋田新太郎さんという”黒幕”の指示でこれまでの暴露活動をしていたと書籍などで明かされています。

秋田さんはオール電化や太陽光発電のエステート24ホールディングス株式会社の社長をしており、その後不正融資事件で逮捕されています。その後は元NMB48の木下春奈さんと結婚報道が出ましたが、何かと悪いウワサが絶えない人物です。現在も海外にいて、一時期はTwitterで自ら情報を発信していました。

秋田さんはガーシーに『バイトをするか、芸能人の暴露を海外でするか』と活動を指南しており、その通りの動きをしていたようです。

今回の帰国、逮捕も秋田さんが何かしらの指示を出しているのではないか、と堀江貴文さんのYouTubeで政治家の立花孝志さんが明かしています。秋田さんとガーシー容疑者はもともと親交が深いようで、いわゆる『アテンド』もされていたようです」(メディア関係者)

 帰国したガーシー容疑者はマスコミのカメラに薄笑いを浮かべるなど不敵な雰囲気を醸し出していた。容疑は名誉棄損で、そこまで重い罪にはならないと思われ、認めれば保釈も十分にある。ほとぼりが冷めた段階でどんな動きをするのか、注視が必要だ。
(文/田中陽太郎)