娯楽

JRA「調整ルームはスマホ持ち込みOKだった」今村聖奈ら「アイドル気取り」問題も

発行責任者 (K.ono)

 画像は「ホリプロ」より

 JRAの永島まなみ、古川菜穂、今村聖奈、河原田菜々、小林美駒の5名が, 今週からJRAに復帰する。

今村騎手はさっそく18日のマーメイドS(G3)に騎乗

 角田大河騎手を含む6人は先月、開催日における通信機器の不適切使用により、5月13日から6月11日までの30日間、騎乗停止処分を受けていた。今村騎手はさっそく18日のマーメイドS(G3)に騎乗予定である。

 今回の件は「処分が甘すぎる」とファンから大バッシングを喰らっている状況である。当分は彼女らには厳しい声が注がれることだろう。プロ意識を持ち直して、また活躍してほしいものだ。

 しかし、なぜ彼らは調整ルームにスマホを持ち込むことができたのか。調整ルームなどでは厳しい監視が行われていると考えられていたのだが……。

 その件に関し「デイリー新潮」(新潮社)が厳しめの記事を出している。

 記事によれば、実際には、JRAでは開催期間中において、騎手たちのスマートフォンを没収するという措置は取っていないとのこと。スマートフォンが個人のプライバシーや重要な情報を保持する道具となっているためで、さらに、事前にダウンロードした過去のレース映像を視聴したい場合は、申請を提出すれば、騎手は控室でその映像を視聴することが可能だそうだ。

『Z世代だから』?

 スマホの重要性は理解できるが、あまりにも杜撰といえばそれまでのことである。

「彼らが若いので『Z世代だから』という話も出ますが、大金が動く公営競技である以上、ルールを守らなかったというだけの話です。厳正な処分も当然でしょう。

競馬界において、特に女性騎手の活躍は大きな宣伝にもなりますが、今村騎手などは正直アイドル気取りになっていたのも事実。今後は静かにレースのみに集中してもらいたものですね」(競馬誌記者)

 イメージが良かっただけに、やはりもったいない事件ではある。
(文/堂島俊雄)