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JRA“元”天才騎手が「1カ月勝利なし」1000勝あと1勝で足踏み…G1でも「勝負弱さが」

発行責任者 (K.ono)

 ※画像は「JRA公式サイト」より

 JRAの三浦皇成騎手が、通算1000勝から1カ月以上足踏みしている。

最後の勝利は5月13日の東京・3歳未勝利

 三浦騎手は今年19勝だが、最後の勝利は5月13日の東京・3歳未勝利以来なし。あと1勝で記念すべき1000勝だというのに、長らく足踏みしているのだ。

 三浦騎手はデビュー年で91勝というJRA最多勝利記録を有し「武豊の後継者」とも言われた時期もあった。その後は期待値ほどの成績を残しているとは言えないまでも、関東ジョッキーとして一定の存在感を示してきた。

 だが、節目の1000勝目から数字が動かず。2着も何回かあるのだが、どうしても1着でゴール板を駆け抜けられない。

 もともとプレッシャーに弱いタイプ、という指摘は少なくなかった。

『花束何回用意するんだ』

「2008年のデビュー以降、一度も中央のG1を勝利できていないのはファンの間でよく語られているところですね。2014年の安田記念、グランプリボスでジャスタウェイにハナ差2着したのが、もっともG1勝利に近づいたレースでした。

競馬ファンの間では『1000勝目はG1で、とか思っているのか』などと冗談も言われていますが、今回の999勝も含め、やはりここぞというところで結果が出ていない印象はあります。

基本的に1000勝など節目ではレース後に花束が渡されるのが恒例ですが、1カ月以上達成されないため『花束何回用意するんだ』との声も。早く達成が見たいところですね」(競馬誌ライター)

 今年は現在19勝で、50勝~70勝の勝利数だが勝利ペースも下がっており、心配な状況が続いている。

 妻・ほしのあきとは長年離婚説もあったが、関係は良好な様子。三浦騎手が節目の勝利を早めに迎えられるよう祈りたい。
(文/堂島俊)