※画像は「トラロックエンターテインメント」
元世界4階級制覇王者の井岡一翔(34歳)が、ドーピング検査で大麻成分(THC)の陽性反応を示したことが日本ボクシングコミッション(JBC)から発表されました。
基準値(180ng/ml)よりも微量
井岡は昨年のWBAとWBOのスーパーフライ級王座統一戦後の検査で陽性反応が検出されていたとされています。
井岡は約6カ月ぶりの試合で、24日に王者ジョシュア・フランコと再戦する予定でしたが、JBCは井岡の検体から検出された大麻成分が、世界アンチドーピング機構(WADA)の基準値(180ng/ml)よりも微量であることを報告しました。そのため、JBCは「ドーピング禁止を定めるJBC第97条には違反しなかった」と判断し、予定通りの試合開催となる見込みです。ただし、井岡の他の規定違反については検討中です。
井岡は以前、元世界3階級制覇王者の畑中恒成の挑戦時にもドーピング検査で大麻成分が検出されるという「薬物騒動」がありましたが、JBC側の管理ミスや検査の不備があったため、違反とは認められず、処分はありませんでした。
世間からは「またかよ」との声も非常に多く、今後が不安視されている。以前からダーティなイメージがついて回っており「いずれ逮捕されるのでは」との心配も納得だ。また「自分は吸わなくても知り合いが吸ってる中で副流煙はあるかも」との指摘もある。
「友人」も疑われている状況
また、今回の件で「友人」も疑われている状況だ。
「以前から井岡さんは多くの交友関係で知られています。特にロックバンドのONE OK ROCKのTAKAさんとの交流が深いことで知られています。
先日も永山絢斗容疑者も大麻所持で逮捕されてしまいましたが、芸能界の薬物汚染は本当に深刻。井岡さんもそうしたかかわりがあるのかと疑われても仕方ないですよ」(メディア関係者)
無事、試合には出られるようですが、毎度こうした問題が出るのでしょうか。
(文/城島信二)