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「真夏のシンデレラ」2話さらに視聴率低下のワケ…「月9」枠も森七菜等キャストも関係ない?

発行責任者 (K.ono)

 画像は「フジテレビ公式サイト

 フジテレビの月9ドラマ「真夏のシンデレラ」の第2話が放送され、関東地区の平均世帯視聴率は5.4%(個人視聴率は3.2%)でした。初回放送の視聴率は6.9%であり、今回のドラマは王道のラブストーリーとして「月9」枠で恋愛が題材となるのは7年ぶりとなります。

「月9」枠は数々の恋愛ドラマで社会現象を

 これまで「月9」枠は数々の恋愛ドラマで社会現象を引き起こし、トレンディー路線が主流でしたが、最近は医療ドラマやミステリーなどさまざまなジャンルの作品が制作されています。

ドラマ「真夏のシンデレラ」は、海辺で育った3人の女性と背景の異なる5人の男性が真夏の海で運命的な出会いを経験する恋愛群像劇です。森七菜と間宮祥太朗がW主演を務め、神尾楓珠、吉川愛、萩原利久、白濱亜嵐、仁村紗和、水上恒司なども出演しています。

第2話では、森演じる蒼井夏海と間宮演じる水島健人が連絡先を交換し、メッセージのやり取りを始めます。しかし、そのメッセージの内容が天気の話ばかりであることを知った吉川演じる滝川愛梨と仁村演じる小椋理沙は騒ぎ立てます。愛梨は夏海が健人のことを一度も名前で呼んでいないことに気付き、自分の名前を呼んでくれる人に恋をすると主張します。この展開によって物語が進展していきます。

キャストより娯楽として面白さ

 久々の“王道月9”ですが、どうにも視聴率が振るいません。キャスティングの知名度や人気、視聴者層のズレなどさまざまな理由がありそうですが、今のテレビ業界で高視聴率を獲得するのは並大抵ではありません。16日に放送開始したTBSの『VIVANT』も超豪華キャストながら視聴率2ケタがやっとという状況です。

 キャストはもとより、やはり娯楽として面白さや新しさが重要になるということでしょう。質の上昇が視聴率上昇に直結するのかもしれません。
(文/堂島俊)