マツコ・デラックスの冠バラエティ番組「マツコ会議」が9月に終了する見込みであると報じられ、芸能界引退説が再び浮上しています。
レギュラー番組の本数が減少
番組の終了理由の一つは低視聴率であり、またマツコ自身も体調面で食欲不振を訴えています。この引退説にテレビ関係者は不安を抱えています。以前にもフジテレビの番組「アウト×デラックス」が終了しており、レギュラー番組の本数が減少している状況です。
これにより芸能界引退説が再燃。とある報道の広告代理店関係者は、以前にも番組を卒業した際に引退報道があったと指摘しています。
数年前から、マツコ自身もさまざまな番組で引退のタイミングについて言及しており、体調にも不安を抱えていることを公言しています。番組出演時に充血した目や身長の縮んだことも明かされています。
マツコ・デラックスは以前、彼女はプライベートで親交のあった志村けんさんのコロナ感染と急死が大きな影響を与えたと述べています。マツコは一時期引きこもりのような状態になり、彼女が参加する際には村上に感染させないために電話で収録に参加したり、化粧せずに声だけでスタジオに参加したりしたこともあったとのこと。
テレビにとっては痛すぎる
「マツコ会議」が9月に終了すると、マツコ・デラックスの日本テレビ系レギュラー番組は「夜ふかし」のみとなります。
「夜ふかし」は放送開始から10年以上経ち、安定した視聴率を維持。日本テレビは同番組に力を入れています。他局番組は5本放送されていますが、これらの番組も徐々に終了していく可能性があるのでは……。
マツコ・デラックスの芸能界引退説が再燃して困るのはテレビです。マツコは好感度が高く、スポンサー企業からの信頼も厚いため、局側としては彼女を失いたくない存在だ。また、最近では収録中に「私はテレビの将来を考えているの!」と冗談を飛ばすこともあるそうな……今後の動向にも注目が集まります。
(文/城島信二)