娯楽

『VIVANT』視聴率、堺雅人主演なのに思ったより低い…『ラストマン以下』になった理由

発行責任者 (K.ono)

  画像は「TBS公式サイト

 福田克雄さんが原作・演出を務める日曜劇場『VIVANT』(TBS系、日曜21時~)の第1話が放送されました。このドラマには堺雅人さん、阿部寛さん、二階堂ふみさん、役所広司さん、二宮和也さん、松坂桃李さんなどが共演しています。

視聴率は関東地区で11.5%

 放送時間は108分の超拡大枠であり、事前に世界トレンド1位になるなど大きな注目を浴びていました。しかし、視聴率は関東地区で11.5%(ビデオリサーチ調べ、世帯平均)という結果となりました。

 日曜劇場で放送されたドラマ『VIVANT』は、福田克雄監督の総合演出と堺雅人さんの主演……豪華な布陣を考えると、思いの外数字は取れなかったと言えるかもしれません。

 同じくタッグを組んだ『半沢直樹』シリーズでは常に高視聴率を獲得していたことで今回も間違いなく高い数字が出ると思われましたが、思わぬ結果になりました。前クールの日曜劇場で放送されたドラマ『ラストマン -全盲の捜査官-』は全話を通じて12%割れがなかった点も無視できません。

 超豪華キャストだけに10%前後では物足りないのは否定できないでしょう。今期ドラマの「大本命」だけに上昇気流が期待されます。

巻き返しのハードルは高い

「初回視聴率から今後上昇させるというのはそれなりに難しいのが昨今のドラマですからね。巻き返しのハードルは高いかもしれません。

商社を舞台にしたビジネスの戦いかと思いきや、初回の後半はアクションが多く視聴者の期待とはズレもあったかもしれません。展開の速さなども含めて今後に注目です」(メディア関係者)

 今後も松坂桃李など新キャストが出てくる予定。巻き返しなるか。
(文/堂島俊)