画像は「Kファクトリー」
俳優の佐藤隆太(43)が、中古車販売業「ビッグモーター」の保険金不正請求問題に関連して、所属事務所がCM契約の解除を協議していることが19日に報じられました。背景には、佐藤が8月に重要な仕事が控えていることが一因として挙げられています。
「車を売るならビッグモーター♪」
大手中古車販売業「ビッグモーター」において、修理時にわざと傷をつけて修理代を水増しし、保険金を不正請求していた問題が明らかになりました。国土交通省は道路運送車両法違反の疑いなどで調査する方針です。
俳優の佐藤隆太は2017年から同社のイメージキャラクターを務め、広く浸透していたCMでは「車を売るならビッグモーター♪」というキャッチフレーズが使われていました。
問題発覚により、ネット上では同社の倫理観について疑問視する声が多く寄せられています。佐藤の所属事務所はイメージダウンなどの影響を避けるため、契約解除の調整を進めているようです。
タレントの不祥事によるCM契約解除は頻繁に見られますが、スポンサー側の不祥事でタレント側がCM契約解除に動くケースは珍しいです。しかし、俳優の佐藤隆太の事務所は、スポンサーである「ビッグモーター」の保険金不正請求問題が発覚したことと、佐藤が8月11日から一人芝居「エブリ・ブリリアント・シング ~ありとあらゆるステキなこと~」を控えていることを考慮して、CM契約解除の動きをしているとされています。
テレビで見る機会は減って
佐藤の一人芝居は、客席を四方から囲み、観客とのリアルなやり取りが特徴とされており、東京公演の後、10月までに10都市での公演が予定されています。近々行われる重要な舞台の影響もあり、ビッグモーターの問題を早急に解決したかったとされています。
「最近はビッグモーター以外で佐藤さんをテレビで見る機会は減っていましたから、本人としても痛い部分はあるでしょうが、それ以上にイメージを重視した決断ということでしょうね。
今回の問題は大きな波紋を呼んでいるので、早めに手を打って正解だと思います」(メディア関係者)
佐藤がまた新しいCMを得ることを祈るばかりである。
(文/堂島俊)