実業家の堀江貴文氏(52)、通称ホリエモンが23日までにX(旧ツイッター)を更新し、NHKの連続テレビ小説「虎に翼」の脚本を担当した吉田恵里香氏に対し、「残念すぎる」と自身の意見を述べた。
2022年、大津地裁で強制性交罪により有罪判決を受けた元滋賀医大生2名の控訴審において、大阪高裁は無罪を言い渡す判断を下した。
堀江貴文氏「あれだけの作品を書いた方が、これは残念すぎる」
女子大生への性的暴行と動画撮影に関する事件で、当初27歳の被告に懲役5年、29歳の被告に懲役2年6月が言い渡されていたが、飯島健太郎裁判長は「被害者とされる女性の同意があった可能性を否定できない」として一審判決を破棄。2023年12月18日、両被告に対し逆転無罪の判決を下した。
吉田恵里香氏は21日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、大阪高裁による「医大生による性的暴行」の逆転無罪判決に反対する署名活動に賛同したことを報告。吉田氏は「署名しました。大阪高裁の“医大生による性的暴行”逆転無罪に対する反対意思を表示します」と投稿。
これに対して堀江貴文氏は、吉田氏の投稿を引用し、「あれだけの作品を書いた方が、これは残念すぎる」とコメントしている。
性的暴行事件の真偽というのは常に難しい判断がつきまとうものだが、今回の件もそれは同じだ。
報道によると裁判所は動画の内容を根拠に同意があったと判断したようだが、こういった事案では表面的な様子だけでは真実を掴むのが難しい側面がある。一見同意があるように見える言動でも、実際には脅迫や強要によって強いられた可能性もあり得る。
特に密室での出来事となると、当事者以外に状況を直接把握できる人がおらず、客観的な証拠の収集も限られてくる。そのため、有罪・無罪いずれの立証においても、裁判所は非常に慎重な判断を迫られる。動画という客観的資料があったとしても、その背景にある真の心理状態や圧力の有無までを完全に把握することは極めて困難と言える。こうした性犯罪事案における立証の難しさは、現代の司法制度が抱える重要な課題の一つとなっている。
また、そうした問題が大きくなる前に「何とかする」という事象もある。
中居正広の9000万円トラブル
12月20日付けのNEWSポストセブンによると、タレントの中居正広氏が、ある女性とのトラブルを巡って9000万円の示談金を支払っていたという。同メディアが報じたこの「深刻なトラブル」に関する詳細な内容は明らかにされていない。
NEWSポストセブンの報道によると、予定されていた3人での食事会が、1名の不参加により中居氏と女性の2人きりでの会食に変更となったという。その席で発生した「重大な問題」について、約9000万円の支払いによって示談が成立したとされている。同メディアの取材に対し、中居氏の代理人弁護士も話し合いによる解決があったことを認めたとのことだ。一方で、中居氏の仕事面においても、フジテレビ系で放送中の『だれかtoなかい』が来年3月で終了することが決まっているなど、必ずしも順風満帆とは言えない状況が続いているようだ。
中居の件は「性的トラブルがあったのではないか」という声が非常に多くはなっているが、こうした件は非常にセンシティブなため、とかく扱いが難しいものである。