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トー横ハウルをNHKクロ現削除「25歳の時にも未成年性的暴行」余罪多々で情報消すもぎ門が

発行責任者 (K.ono)

 22日東京都新宿区歌舞伎町の新宿東宝ビル周辺、通称「トー横」でハウル・カラシニコフと名乗っていた小川雅朝容疑者が、東京都青少年育成条例違反の疑いで逮捕されました。

25歳の時にも10代の女性を性的暴行

「トー横」の周辺のホテルや公園で寝泊まりする若者たちを「トー横キッズ」と呼び、メディアでも「若者の貧困」をテーマに取り上げられていましたが、同時にリンチ殺人や薬物中毒、自殺など事件やトラブルが多い場所でも知られています。

 小川容疑者は都内在住の16歳の少女を未成年と知りながら自宅に連れ込み、わいせつ行為をした疑いがかけられています。トー横周囲の支援活動をしていたボランティア団体『歌舞伎町卍會』の代表として一部では有名人でした。

 ただ、ボランティア活動などは見せかけで、実際には若い女性を食い物にしていたことがわかってしまいました。

 小川容疑者はネット上で「25歳の時に10代の女性を性的暴行で逮捕されていた」との情報や、逮捕案件とは別でも未成年女性とのいかがわしい疑惑が流れるなど、今後“余罪”も多く出るのでは、と言われています。

 そんな中、以前小川容疑者はNHKの『クローズアップ現代+』で取り上げられていたことが注目を浴びています。この件に関し、webメディアの記者に情報をいただきました。

NHK『クロ現』削除に疑問多数

「すでにNHKは小川容疑者の情報を公式HPから削除しています。番組では『善意の人』として取り上げられていた小川容疑者。支持する内容だっただけに、このまま残しておくわけにはいかなかったのかもしれません。

ただ、世間からは『都合悪くなると削除するNHK』『やっぱりNHKが受信料を払うレベルには信用できない』『応援していたことを隠蔽するな』といった声が多く出ていますね。一方で『取材時は善意だと思っていたわけだし、ちゃんと取材したのだから情報を残してもいいのでは』との声もあります。

参院選でも『NHK党』が注目されていますが、こうしたNHKの中途半端な対応に疑問を持たれている状況ではあります」

 NHK広報局は「讀賣新聞」の取材に「取材過程で犯罪が疑われるような情報には接していませんでしたが、番組で取り上げた人物が逮捕されたことは遺憾です」とコメント。同放送は2月のギャラクシー賞月間賞にも選ばれていましたが、まさかの結末となってしまいました。
(文/奥寺林太郎)