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JR駅員ブチギレ「身勝手乗客の名前特定」世間も後押しの恐怖…SNS拡散のリスク如実

発行責任者 (K.ono)

 JR山手線の駅構内で線路内に4万円が入った財布を落とし非常停止ボタンを押した乗客に対し駅員が激昂する動画が大きな話題となっています。

「山手線停めてんだぞ!」

 動画には「なんでとってくれないんですか」という乗客に「なんだその態度は!」「とってもらう人の態度かそれが!」「山手線停めてんだぞ!」とかなり強い口調で話している様子が見て取れます。動画はこの乗客が撮影したようで、ネット上のUPし拡散されています。

 しかし、乗客への同情の声は思いの外少ない状況です。「線路に降りるわ、緊急停止ボタンは押すわ、舐めた態度とるわ、都合のいい切り取りで動画拡散させて営業妨害するわで、駅員がここまで怒るのも当然」「非常停止ボタン押すなよ。正当な理由あるとは言えないんじゃないかな」「こいつなんで動画撮ってるの」「怒らせるような言動をしたくせに被害者面して動画も拡散するやつの方が悪い」など厳しい見解が大半。

 山手線を管轄するJR東日本東京本社ははwebメディア「ENCOUNT」の取材に対し「お客様が線路内をのぞき込んだり、線路内に降りようとするなど危険な行為をして」「危ない場合に強く制止するという対応はします」「言葉遣いは適切ではありませんでした」などと回答していますが、命を扱う現場の出来事であり、責められるべきではない、という結論が出ています。

「名前をさらしてJRを使えなくさせろ」

 さらに、今回の動画を出したことでこの乗客が「特定」されてしまいそうです。

「すでに『こいつの名前をさらしてJRを使えなくさせろ』などという過激な物言いもありますが、ネット上では“特定”作業も進んでおり、いずれ名前が出てしまう可能性はあります。動画を拡散させたわけですので、大元を探られるリスクがあります。

名前が晒されることは良しとは思いませんが、気に入らないことがあったから動画に撮って拡散する、というのは一時の感情とはいえ危険が伴う良い例と言えるのではないでしょうか」(SNSに詳しい記者)

 独善的にSNSを使うのは、やはり危険と言わざるを得ません。
(文/田中陽太郎)