8日、安倍晋三元内閣総理大臣を銃撃し、現行犯逮捕された奈良市の無職・山上徹也容疑者。
山上容疑者は母の宗教団体の分派に所属
山上容疑者は前代未聞の犯行動機について「『政治信条への恨みではない』と話しつつ、『特定の団体に恨みがあり、安倍元首相と団体がつながっていると思い込んで犯行に及んだ』」としています。
すでにネット上でも話が出ていますが、その団体が「宗教団体」であると「文春オンライン」(文藝春秋)が断言しています。
さらに「文春」は、山上容疑者のパーソナリティにも言及。「祖父が建設会社を経営し裕福だったが、祖父も父も早くに亡くなってしまった」「学校では成績が良く、上品」「母が宗教団体にハマり、山上容疑者は母の宗教団体の分派の団体に所属していたようですが、母が所属する団体を恨んで対立が生まれた。母が所属していた団体は安倍元首相ともつながりが濃いとされる」と、細かい情報が出ています。
こうした情報から、とある団体の名前が取りざたされています。
注目される「サンクチュアリ教会」
「統一教会(現・世界平和統一家庭連合)、ならびに分派の一般社団法人・日本サンクチュアリ協会(サンクチュアリ教会)ですね。統一教会は歌手で女優の桜田淳子さんが入信していたことでも有名です。
母と子の間で寄付などに関する対立もあったようですが、サンクチュアリ教会も統一教会との対立によって生まれた経緯があります。2012年に投じの教祖が死去し、教団を継いだ未亡人に反発した息子たちによって生まれたのが同団体です。
団体のゴタゴタに信者たちも翻弄されたようですが、山上親子もそうだったということでしょうか。サンクチュアリ教会は『銃は神から与えられた鉄の杖(=神の啓示)であり、信徒は銃で武装しなければならない』という教えがありますが、山上容疑者も自宅で銃を自作していました」(webメディア編集)
「文春」も団体名は出していません。宗教関連の情報が明確に公開される日は来るのでしょうか。