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市川猿之助「両親なぜ向精神薬」の真相…退院の裏で「性的嗜好・セクハラ報道」の余波と深まる謎

発行責任者 (K.ono)

 19日、前日に自宅で両親と倒れていた市川猿之助の事件に関し、両親の「死因」が明らかになった。

「無理心中したのでは」という話も

 死因は「向精神薬中毒の疑い」とのことである。厚生労働省によれば「精神科に受診していた自殺者が、自殺時に向精神薬その他の精神疾患の治療薬(以下、「向精神薬等」という。)の過量服薬を行っていた例(薬物が直接の死因ではない場合を含む)が多くみられるという結果が出ております」といった過去の記載が見受けられる。

 両親の死に関しては、猿之助が2人と「無理心中したのでは」という話もあり、その疑念は現在も消えていない。

 また、基本的に向精神薬は危険性もあることから致死量は渡さないのが基本と言われており、2人が亡くなるほどの量を得ていたのはなぜなのか。複数の病院を渡り歩いて得たのか、それとも懇意にしている医者から得たのかなど、新たな謎が生まれている状況だ。

 ただ、やはりこうした薬を「他人にバレないように飲ませる」というのは考え難く、一部の疑惑は解消された側面もあるにはあるだろう。

 また、すでに猿之助は病院を退院しており、警察が事情聴取を行うようだ。

性的嗜好に対する理由もあったのか

「猿之助さんのセクハラ・パワハラ記事が出た直後の事件なので、どうしても関連性を指摘する声は多くなってしまいますね。

猿之助さんの横暴にショックを受けたのか、あるいは猿之助さんの性的嗜好に対する理由もあったのか……いずれにせよ、一家で命を落とすまでの事件に至る理由になるのかはわかりません。

歌舞伎界の閉鎖的な慣習の中では許されない何かがあったのか、いずれにせよ一般人の常識では図れない何かがあるのは間違いなさそうです」(芸能ライター)

 猿之助が今後どのような発言をするのか。どういった形で情報が出てくるのかなど、長期的に注目されてしまう問題になってしまった。
(文/田中良蔵)