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【オークス(G1)予想】誕生日ルメール&武豊がリバティアイランドをねじ伏せる? コナコースの取捨と「出し抜く馬」に注意で4点勝負

発行責任者 (K.ono)

 21日のオークス(G1)は、3歳牝馬女王決定戦として毎年大きな注目を浴びる。

「オークスを第一目標に考えていた」

 今年は2歳女王で桜花賞も圧勝したリバティアイランドが圧倒的1番人気となることが予想されるが、果たしてその情報を鵜呑みにしていいのか。今回は編集部が手に入れた情報を元に予想を展開する。

 まず本命◎は、リバティアイランドではなく6枠12番ハーパー(C.ルメール騎乗)だ。ハーパーは今年のクイーンC(G3)を接戦でモノにし、桜花賞も4着と一定の結果を残している。

 血統面ではオークスでも実績があるハーツクライ産駒で、距離延長も問題なし。むしろトレーナーも「オークスを第一目標に考えていた」と語っているようで、そもそもここが大目標なのである。東京競馬場のG1で8勝を誇る友道康夫厩舎である点も見逃せない。

 また、前日20日はC.ルメール騎手の誕生日。今年はドバイシーマクラシックをイクイノックスで勝利し、先日の天皇賞・春でも完璧な騎乗でジャスティンパレスをG1ホースへと導いた。友道師は「イラついた感じがなく、落ち着きがある。いい雰囲気です」とコメントしていることからも、ここは馬券妙味から考えても本命に推す。

 ○はリバティアイランド(川田将雅騎乗)。本来なら◎で間違いないのだが、あえて逆らうこととする。

 阪神JF、桜花賞のパフォーマンスは圧巻の一言であり、距離延長程度でそう簡単に大崩れをするとは思えない。実力は1番だ。

 しかし、川田将雅騎手の長距離G1での成績や中内田充正厩舎が2200m以上でのG1勝利実績がないこと、過去10年で1度も勝利していない3枠5番である点など、あくまでデータ上だが不安要素はある。

 直前調教では迫力のある走りを見せており、トレーナーも「折り合いを欠くような心配もなく、かえってレースはしやすくなる」と自信のコメント。馬券のために◎は逆らうが、〇まで外すことは不可能である。本当は切りたかった……。

 ▲はソーダズリング(武豊騎乗)、△はゴールデンハインド(菅原明良騎乗)だ。

逃げ切りでリバティアイランドを出し抜ける?

 フローラSの2着だったソーダズリング。5枠10番に陣営は「いいところですね。真ん中でどこからでもレースができそう」とコメント。やや決め手に欠ける印象はあるが、安定したレースぶりは最適だ。名手武豊騎手も「2400mも大丈夫」とコメントしているここはおさえておきたい。

 △ゴールデンハインドはフローラSの覇者。リバティアイランドが後方一気の馬ということで、逃げでフローラSを制した事実は見逃せない。陣営も「好枠に入ったし、うまくゲートを出て自分の競馬を」と信頼を隠さない。本来は▲なのだが、投票が集中しそうなため△とした。リバティアイランドを出し抜くならこの馬か。

 桜花賞2着のコナコース(D.レーン騎乗)は母系がスプリンター、乗り替わり、さらに馬体重が減り続けている点も気になる。ここは×とした。

 以上、オークスの予想となる。参考になれば幸いだ。

【オークス(G1)予想】
3連単フォーメーション4点
5.12→5.12→6.10

3連複1頭軸流し3点
12-5.6.10