25日、グループとしての活動を終了するKing &Prince(キンプリ)。
最後の『ミュージックステーション』
平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3人が脱退し、ジャニーズを去る。19日にはキンプリとして最後の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演。大きな反響を呼んだ。
脱退後、平野は韓国に行くという話もあるが、いずれにせよ退所後の動きは不透明だ。最近はジャニーズ事務所を退所するタレントが非常に多くなった。固定ファンもいることを考えれば、独立してもやっていけると感じるジャニタレがいたとしても不思議ではないだろう。
脱退理由としては「活動方針の違い」や、藤島ジュリー景子氏との関係悪化もあったが、実際には「グループの関係悪化」が最大の原因なのではないか、という指摘も多い。
もともとはジュリー氏に反発していたが、永瀬廉がドラマ出演など個人仕事が多いこと、平野のストイックさについていけなくなり、徐々に“ジュリー派”に入るような動きを見せていたという。それが平野にとっては面白くなかった、という情報を「週刊文春」(文藝春秋)が出している。
Jr.時代から長らく時間を共にしたメンバーであることを考えれば、お互いウンザリする時が来るのも当然だ。それだけ真剣に仕事に打ち込んでいた証明ということもできるだろう。
いずれにせよ超がつく人気だったキンプリだけに、3人の脱退当日には大きく報道されそうだ。ただ、世間は今「それどころではない」という状況かもしれない。
市川猿之助さんの無理心中騒動
「ジャニーズ事務所自体がジャニー喜多川氏の性加害騒動で大バッシングを受けている状況ですからね。キンプリメンバーも『そういうことがあったのか』と疑いの目を向けられてしまう状況になってしまっています。脱退に暗い影が付きまとう状況になってしまっているのです。
また、ジャニーズではないですが市川猿之助さんの無理心中騒動もありました。こちらは衝撃度ではさらに大きく、すでに両親は死亡、猿之助さんが今後どういった話をするのかに注目が集まっています。
ジャニーズと歌舞伎という閉鎖的で守られた領域だけに、合わせて問題視されている状況です。キンプリの脱退どころではないのがメディアの実情でしょう」(芸能関係者)
思わぬ形で、注目度が下がってしまった面は否めない。
(文/城島信二)