20日のプロ野球、DeNA対ヤクルト(ハマスタ)で乱闘騒ぎが起き、警告試合になったと話題になっている。
DeNAは立て続けに3人が当てられて
問題の場面は7回、DeNAが勝ち越した直後に起こった。小沢怜史投手が投じたボールが宮崎敏郎選手の背中に当たり、宮崎選手がマウンドに近寄る。その後両軍入り乱れての乱闘騒ぎとなってしまった。その後審判から「警告試合」が宣告されている。
最近ではやや珍しい乱闘。宮崎選手もあまり怒るタイプではないだけに、一触即発のムードは意外だ。この試合、DeNAは立て続けに3人が当てられており、我慢の限界を迎えたと言える。
ただ、もともとヤクルトは「そういうところがあるチーム」との声もある。
今シーズンすでに19個の与死球
「昨年、ヤクルトはDeNA戦で4番村上宗隆選手がデッドボールを受けて怒りを露わにしていました。今回はその報復なのかどうなのか。
ただ、ヤクルトは今シーズンすでに19個の与死球を出しており1位。実は最近はこの状況が悪化しており、今日だけで3個の死球、その前の巨人戦でも3人に死球を与えているんです。
こうした状況を考えると、ヤクルトの状態の悪さを指摘する声はもちろん『指示を出しているのでは』なんて憶測を生んでしまうのはある程度仕方のないことですね。いずれにせよ、今のヤクルトと戦うのが嫌なチームは多いと思います」(メディア関係者)
現在5位で、ディフェンディング王者としての力を出せていないヤクルト。疑惑払拭のためにも投手陣のテコ入れが急務だ。
(文/西島秀吉)