思考

中田敦彦と櫻井翔の「ダンマリ共通点」松本人志批判と性加害「沈黙」の問題

発行責任者 (K.ono)

 ダウンタウン・松本人志の批判をしたことで世間から総スカンを喰らっているオリエンタルラジオ・中田敦彦

若手・中堅芸人からも否定的な意見が大多数

 中田は自身のYouTubeで松本が賞レース番組の審査員をやりすぎていると指摘。しかし、明石家さんまや上沼恵美子など大御所はもちろん、同様の若手・中堅芸人からも否定的な意見が大多数だ。相方の藤森慎吾ですら同調はしてくれなかったようだ。

 今回の件以降、中田は自身のYouTubeを約1週間更新していない。当の松本もTwitterで「2人で会う、連絡待ってる」と発言しているが、一切反応はしないまま現在に至っている。

 このまま反応しないと中田はますます不利になるのは確実であり、すでに失いかけている芸能界でのポジションが完全になくなる可能性も十分にある。

 自分から吹っ掛けたにもかかわらず、反応があって沈黙となると心象はあまりにも悪い。このまま沈黙を続けるのか、それとも別の対応をするのか、なかったことにして投稿を続けるのか、注目が集まっている。

 この「沈黙」という点では、現在注目されているアノアイドルと似たような部分もある。

櫻井翔は性加害問題を語らず

櫻井翔さんですね。櫻井さんは『news zero』(日本テレビ系)でキャスターを務めていますが、世間からは批判の対象になっています。

ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏の性加害騒動でテレビ業界の対応が取りざたされる中、仮にも『キャスター』である櫻井さんは出演のたびにこの報道に関して一切コメントをしていません。櫻井さん自身にも批判が集まっていますし『これなら芸能人キャスターなんかいらない』といった意見も増えています。

櫻井さんは今後もこの報道に口をつぐんだままなのか、に注目が集まりますが、沈黙の問題という意味では中田敦彦さんと近い部分があります。お互い沈黙は金、ではない状況です」(メディア関係者)

 中田と櫻井。状況は違えど、黙っているままでは何も動かない事だけは確かだ。今後彼らがどういった情報発信をしていくのか、非情に注目されている。
(文/田中陽太郎)