娯楽

『THE MUSIC DAY』消えたジャニーズシャッフルメドレーの真相。なにわ男子や24時間テレビの影響も?

発行責任者 (K.ono)

 嵐・櫻井翔がMCを務める音楽特番『THE MUSIC DAY 2023』のタイムテーブルが発表されたが、人気コーナーである「ジャニーズシャッフルメドレー」が今年の番組から消えていることが分かった。

発表が削除

 また、番組の情報解禁スペシャルも予定が変更され、シャッフルメドレーの組み合わせと楽曲の発表が削除された。

「ジャニーズシャッフルメドレー」の削除に関しては、本番で行われる可能性もあるが、一時的に公表しない方針かもしれない。ジャニーズ事務所がタレントへの加害問題で注目されているため、騒動を避けるためにこの方向性を取っている可能性もある。

 日テレは以前からジャニーズタレントを重視した番組を多く放送しており、特に「24時間テレビ」はジャニーズタレントがメインパーソナリティを務める大イベントである。しかし、ジャニー氏の問題が解決していない中、日テレのジャニーズへの依存に対して不信感を持つ視聴者が多い。そのため、「THE MUSIC DAY」でシャッフルメドレーの大々的な告知はひとまず避けたのではないか。

問題をうやむやに逃げ切ろうと

 元ジャニーズ所属タレントによる告発記事が続き、最新の記事では元ジャニーズJr.の石丸志門氏が被害の実態を明かしている。

 しかし、ジャニーズ事務所は問題をうやむやに逃げ切ろうとしているのではないかと指摘されている。ジャニーズ事務所の社長であるジュリー氏は表に姿を見せず、会見を開く意向もないことが象徴的であると指摘されている。その一方、一部の上層部の辞任が噂されていたが、現在ではその話はなくなり、第三者委員会の設置や対策によって問題が終息に向かっていると感じられている。

「週刊文春」の告発は続いているものの、世間の関心は減少しているのが現実だ。

 ジャニーズ事務所の闇はどのように解決されるのかは今後の展開によって決まるが、現時点でタレントやファンが振り回されている状況と言えるだろう。
(文/堂島俊)