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ソングライン「20年0勝」シュネルマイスター「最高枠」安田記念枠順で“明暗”狙いたい穴馬は

発行責任者 (K.ono)

 4日(日)に開催されるマイル王決定戦・安田記念(G1)の枠順が発表された。

完全に“明暗”が分かれて

 今年の安田記念はセリフォス、シュネルマイスター、ソダシ、ジャックドールなど強豪が多数出走する注目のレース。それだけに枠順も非常に重要ではあるが、完全に“明暗”が分かれてしまったようだ。

 まず、連覇を狙うソングラインは大外の8枠18番。包まれる心配がないとはいえ、ここ20年で勝利したのは2002年のアドマイヤコジーンのみ。実に20年ぶりの勝利を目指すことになるのだ。

 ソングラインは前走ヴィクトリアマイルを勝利し、すでにソダシなどにも勝利をしている。ただ、メンバーのレベルが格段に上がるのは事実だ。ヴィクトリアマイルは上がり勝負になることも多いが、安田記念は上がり以上に対応力が求められる舞台。戸崎圭太騎手とソングラインがどのようなレースを見せるのか注目だ。

 一方で、データ的に最高の枠を引いたのが、c.ルメール鞍上の7枠14番シュネルマイスターだろう。

 7枠の馬は直近の3年連続で優勝している(グランアレグリア、ダノンキングリー、ソングライン)絶好枠。2017年のサトノアラジンも7枠での勝利とまさに“ラッキーセブン”というわけだ。

 シュネルマイスターは昨年こそ結果を残せなかったが、今年のマイラーズCを勝利して復活。もともとはNHKマイルC覇者で古馬G1でも馬券圏に入る実力馬。運も味方につけ、久々のG1奪取となるだろうか。

キタサンブラック産駒の7番ガイアフォース

「内枠3.4.5にジャックドール、セリフォス、ソダシと人気馬が並びましたね。ジャックドールは前に行こうとするでしょうが、2番のメイケイエールの動き次第でも大きく変わるかもしれません。

当日の天気次第ですが、キタサンブラック産駒の7番ガイアフォースも気になります。キタサン産駒は馬場も苦にしない傾向があるので、金土の雨が残って馬場が渋るようなら、狙っていきたいですね」(競馬メディア編集)

 それぞれ、これから作戦を立てるはずだ。当日が今から楽しみである。
(文/田川亮)