元King&Princeの平野紫耀、神宮寺勇太が滝沢秀明の立ち上げた新事務所「TOBE」に合流することが先日発表された。
「古巣」と完全にバッティング
7月2日にはTOBEがYouTubeの生配信を行うという。先日ジャニーズ事務所を退所した三宅健の誕生日ということで、親交の深い滝沢とこちらも合流するのでは、と言われている。
TOBEからはすでに2グループがメジャーデビューするとも言われており、滝沢の積極的な姿勢は相当なものだ。しかもアイドルグループをプロデュースするということで「古巣」と完全にバッティング。全面戦争を仕掛けるのではないか、と言われている。
ジャニーズ事務所は創業者であるジャニー喜多川氏の性加害問題が世間で取りざたされており、世間イメージも人気も弱体化している状況だ。このタイミングでのTOBEの動きは、ジャニーズでのポジションを得るためのものに思えてしまう。
ジャニーズ事務所を退所した多くのタレントがテレビ出演などが難しくなっている状況を考えると、TOBEが拡大することで“辞めジャニ”が活躍できる土壌ができる点は世間も歓迎ムードだ。
一方、ジャニーズ事務所をやめて再び「似たような事務所」に行くことに不満を抱く人もいるようだ。
「迷惑かけてやめたのに」
「メンバー見捨てて行った先そこかよ、ていう」「メンバー同士の絆‼️とかオレたちがジャニーズ‼️とか言ってるのは虚像なのかね」「海外志向が強くてジュリーの元だと出来なくて脱退したならHYBEみたいな事務所に移籍してほしかった感すごいある」「あんな中途半端に辞めて大量のおかしなファン放置して事務所には卒業式みたいに送り出して貰っといて、転職先がJ2号店なんて批判浴びても仕方ない」などという厳しい意見もあるのだ。
無論、特にキンプリは永瀬廉、高橋海人2人が残って活動を継続しており、そのファンからすれば平野や神宮寺を「迷惑かけてやめたのに」と恨み節をぶつける人もいるということだろう。
「ジャニーズファンはとにかく『熱い』ですからね。メンバーが分裂するとファンも分裂しSNS上でケンカになることも茶飯事ですね。
平野さんに対して『やめ方も悪いしファンも含め民度も悪い』なんていう暴言もありますからね。ジャニーズファンからすればTOBEは『2号店』という扱いですから、ファンの論争も過激化していきそうですね」(メディア関係者)
ジャニーズVS TOBEは、まだ序章だ。
(文/田中陽太郎)