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武豊ドウデュース「馬体重584キロ」トンデモ情報はデマ…春全休でファンもヤキモキ?

発行責任者 (K.ono)

 画像は「JBISサーチ」より

 昨年の日本ダービー馬・ドウデュースにとんでもない情報が……。

春のG1シーズンは出走なし

 今年の始動戦である京都記念を圧勝したドウデュース。春の主役の1頭として期待されたが、その後のドバイターフを左前肢跛行のため出走取消になると、その後はレースに出ないまま春のG1シーズンは終わりを告げた。

 自身が制した日本ダービーで2着だったイクイノックスは、ドバイSCをレコード勝利、続く宝塚記念も大外一気の末脚で勝利。今や「世界No.1ホース」の称号を得た。

 ダービー以来の「直接対決」を期待する声は多く、秋の天皇賞やジャパンC、有馬記念で両者が激突するのは今年の競馬界における最重要トピックと思っていいだろう。イクイノックスの充実ぶりを見ると「ドウデュース復帰」を願う声は数多い。

 なかなか情報が出てこないからか、とんでもない情報まで出てしまっている。

馬体重が「584キロ」?

 それが、ドウデュースの現在の馬体重が「584キロ」というものだ。休養が長いからか、はたまた成長か……いずれにせよ、かつてスプリンターズSを制したヒシアケボノでも最大が580キロ。それ以上となると尋常ではない。しかもその情報は武豊騎手が「武豊TV2」で語っていた、と語るネットユーザーもいる。

 しかし、どうやらこの情報、完全なガセ。デマ情報だという。

「武豊さんは同番組で天皇賞に出走するという話や牧場に見に行った、という程度の情報しか出していません。584キロというのは真偽不明情報ですね。関係者が流しているなら別ですが、出所不明です。

もともと500キロ前後と大きめな馬ではありますが、いきなり80キロ以上増加は現実的ではないですし、もう中長距離はきついのではないかという話です。

ただ、近況情報が少ないのでファンとしてはヤキモキするのでしょうね。武豊騎手が天皇賞出走を明言していますので、元気な姿で秋に復帰してほしいところです」(競馬ライター)

 期待は重すぎるほどある馬だ。
(文/篠田卓司)