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りゅうちぇる子ども誕生日翌日自殺「誹謗中傷されるの当然」の声も。パパから女性になりたいなど世間逆なでも

発行責任者 (K.ono)

 タレントのryuchell(りゅうちぇる)さんが東京のマンションで倒れ、死亡が確認された。警視庁は自殺を図ったと見て調べを進めている。

育児やダイバーシティに関する発信

 数多くのバラエティ番組で活躍した。原宿でショップ店員として働きながら読者モデルとしても活動し、バラエティ番組への出演をきっかけに人気を得た。2016年にpecoさんと結婚し、一児の父親となったが、2022年に離婚し、育児やダイバーシティに関する発信が注目されていた。

 作家の乙武洋匡氏は訃報を受けて「りゅうちぇる、どうして、、、嘘だと言ってよ。。。イヤだよ」とつづった。

 唐突な死の理由として、長年にわたって受けていた誹謗中傷が指摘されている。SNSで「死ね」と連呼されることが現在まで続いており、そのダメージが蓄積されたのではないか、ということだ。

 誹謗中傷したアカウントは、今回の訃報を受けて鍵をかけたり削除したりという動きもあるとのこと。だったら最初から言うなよという話なのだが……。

批判されるのも仕方ない

 一方で、ryuchellさんがある程度批判されるのも仕方ないという声もある。「散々理想のパパムーブして飯食ってたのに急に女になりたかったとか言い出したら叩かれるに決まってる」「彼は周りを犠牲にしてまでワガママを通して、結果自死した」「唯でさえその身勝手さがバッシングの的だったのに、わざわざ息子の誕生日の翌日に自殺って……子の今後の人生がどうなるのか、どんなトラウマを抱くのか、なんて気にしてないか寧ろあてつけのようにしか感じられない」など厳しい声もいまだある。

「残念ながらりゅうちぇるさん自身が世間を騒がせていた部分はあるかもしれません。しかし、こうして亡くなってしまった以上、もう何もコメントすることはないですね。ご冥福をお祈りするばかりです」(芸能ライター)

 芸能人には辛い世の中ではある。
(文/田中陽太郎)