26日のNHK『日曜討論』に、NHK党の黒川敦彦幹事長が出演。その内容が騒がれています。
「安倍晋三氏が統一教会の集会に参加して…」
黒川幹事長は自身の話す場面で「国防でもっとも大事なことは『サイレントインベージョン(武力を行使するような侵略行為ではなく、献金などを通じて「頭が上がらない」状態にすることで国の実力者を言いなりにし、最終的には実質的な属国・傀儡国家とする、というような他国への干渉の在り方)』に注目すること、防御することだと思います」と発言。
そして「去年、自民党の元総理大臣の安倍晋三氏が統一教会の集会に参加していて、ネット上で大炎上していた。後継者である高市早苗氏も関与していた」「外国の宗教勢力にこれだけ多大な応援を受けていることを、自民党の茂木幹事長は国民い説明できるのでしょうか」「自民党はCIAから資金をもらっていたとアメリカの公文書にある」「今の自民・公明の政治は日本国のために行われていない」「外国勢力に影響を受けて、国民のための政治を行わないというのをやめてほしい」としました。
さらに「憲法改正」の議論でも「サイレントインベージョンを止めるべき」と宗教やCIAなどに同様に言及。NHKのアナウンサーが「黒川さん、テーマに沿った発言をしてください」と注意しても止まらず「中国共産党とすごく近い」「中国共産党、上海電力」などなど、安倍晋三氏等の名前を出して次々に疑惑、陰謀論を出した。
「アベノセイダ~♪アベノセイダ~♪」
NHKアナウンサーが「個人の名前を出すことは控えて」と注意すると、黒川幹事長は突然「アベノセイダ~♪アベノセイダ~♪アベノセイダ~♪こんな国になったのは~おじいちゃんの代からCIA♪」などと前代未聞の“熱唱。
他の党の出演者もあきれ果てる他ない状況だが、SNSではとりあえず話題になっています。
「あからさまな悪ふざけなのか本気なのか。どちらにしてもNHK党の票が減るような行為にしか見えないんですが、一方で『よく言ってくれた』との声も少しはありますね。
NHK党は党首の立花孝志氏が各局党首討論で暴れたり、暴露系YouTuberを出馬させたりとやりたい放題。党としての価値はもはや消えているようにも思います」(メディア関係者)
残念ながら、決死の熱唱もNHK党の評価が上昇することはないかもしれません。
(文/谷口譲二)