ビズリーチの代表取締役社長・多田洋祐さんが2日、急性心不全により死去しました。
「ゴルフのプレー中に倒れた」
ビズリーチは実業家の南壮一郎さんが創業。多田さんは2代目社長でした。南氏によれば「7月2日に高校時代のご友人と出かけたゴルフのプレー中、突然倒れ、そのまま帰らぬ人となりました。前日まで、いつもと何ら変わりがない1日を過ごし、社内外の会議に出席しておりました」としています。
多忙な「雇われ社長」である点がクローズアップされ、多忙の影響があったのではないかとの声もありますが、同様に注目されているのが「ゴルフのプレー中に倒れた」というもの。
ゴルフはビジネスマンのたしなみということで時代を問わず人気のスポーツですが、よく「心臓に悪い」「実は危険」という情報が出ます。「プレジデントオンライン」でも以前、上皇陛下の執刀医である天野篤さんが「40歳以上で突然死を起こしたスポーツはゴルフが圧倒的に多く、原因は心筋梗塞などの心臓疾患が80%以上」「グリーン上のパット時、ドライバーでのティーショットが危ない」などと語っています。一方で「肥満や喫煙といった心臓病のリスク因子を多く抱えている人は常に注意が必要」として、ビジネスマンの生活習慣とゴルフの相性が悪いという見解も出しています。
あらぬ憶測も
多田さんもこうした例に入ってしまったのか、いずれにせよ突発的な出来事に世間の衝撃は大きなものとなっています。
ビジネス界隈では若手の優秀な経営者として有名だったという多田さん。それだけにあらぬ憶測も呼んでしまっています。
「最近はとある経営者の私生活が暴かれるなど、芸能界や実業界の“闇”に注目が集まっており、多田さんの件も『もしかして』という声が出ているんです。当然ながら単なる陰謀論であり無関係ですが、それだけ衝撃的な死去だったことがうかがい知れます」(マスコミ関係者)
心からご冥福をお祈り申し上げます。
(文/編集部)