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「心中なんてすると思えない」市川猿之助母・延子さんの「性格」で深まる謎…「石橋正高への愛」心中なのに語る違和感も

発行責任者 (K.ono)

 先日、家族とともに自宅で倒れているところが見つかった、歌舞伎俳優の市川猿之助

死に至った経緯などが謎

 猿之助こそ一命をとりとめたが、両親は死亡。向精神薬の中毒ということだが、いまだ死に至った経緯などが謎のままであり、警察の捜査は続いている。

 猿之助が自殺幇助で逮捕されるのも間近、という声もあるが、猿之助と両親の間にいったい何があったのか……この点が事件解決の上でかなり重要な部分と言えそうだ。

 そんな中、猿之助の母親に関し「週刊女性」(主婦と生活社)が記事を出している。

 記事によれば・延子さんは自分の意見をはっきり言うタイプであり「アグレッシブで憎めない人」と友人が評している。生前の延子さんを知る人からすれば「息子に説得されて自ら命を絶つとは信じがたい」「自ら命を絶つとは到底思えない」というのが本音らしい。

 まるで「猿之助が手をかけた」とすら言いたげな記事であるが、延子さんは過去にも自宅の外壁の件で近隣住民とトラブルになり、裁判に発展したこともあったという。そこでも延子さんは気の強さを見せていたようだ。

一家心中をするのに、語っているのは『自分の愛する人』

「猿之助さんは『愛するMに遺産を譲る』と、付き人だった若手俳優(石橋正高と他記事でほぼ特定されている)に対する遺書も残していましたが、やはりこれも不可解ですね。家族と一家心中をするのに、語っているのは『自分の愛する人』のことですからね。

警察への供述も違和感が残りますし、まだ一波乱あるのでは、というのがマスコミの見方ですよ。自殺幇助罪だと懲役2年執行猶予3年という判決になる場合もありますが、場合によってはそれ以外の容疑で書類送検される可能性もあるでしょう。

世間を揺るがせた歌舞伎一家の心中事件ですが、今後も新たな展開がありそうです」(メディアライター)

 すでに猿之助の代役として市川團子が高い評価を得るなど、歌舞伎界も猿之助なしで動き始めている状況だ。

 果たして猿之助はこの件をどう収束させるのか。そう簡単には終わらなさそうだが……。
(文/津田連)