創業者であるジャニー喜多川氏の性加害報道で揺れるジャニーズ事務所。
性加害を「受け入れた」タレントを重宝する傾向
同事務所は問題が大きくなった今でも解決に「逃げ腰」で、忖度を続けるテレビ局と合わせ世間のバッシングを受けている。
ジャニー氏からの被害を主に告発しているのは元ジャニーズJr.だが、世間一般からすれば「デビューしたタレントも被害に遭っていたのでは」という疑念も数多く出ている状況だ。
ジャニー氏は自身の性加害を「受け入れた」タレントを重宝する傾向にあり、拒否したタレントを冷遇する傾向があったという。ということは、厚遇やデビューを果たしたタレントは……という話になるのは自然なところだ。
特にジャニー氏が「スぺオキ」だったタレントの名前は以前からよく出されている。平野紫耀、堂本剛、松本潤などの名前が以前からあがっている、堂本剛に至っては入院したジャニー氏のベッドの横で作った曲を披露したり「ジャニーさんの遺体にキスをした」というエピソードを披露するなど、歪んだ関係が深いのでは、との意見もある。
そして、すでにジャニーズ事務所を退所したタレントの「過去の作品」が注目を浴びている。
香取慎吾の絵
「元SMAPの香取慎吾さんですね。香取さんは絵で個展を開くなど創作活動にも熱心ですが、以前書いた『ジャニーさん』を書いたという作品が再注目されているんです。
絵は、どす黒い色の割れた仮面をかぶった不気味なもので『なんか闇が深い』『これだけでも異常さが伝わる』などのコメントが多くあります。
最近はジャニー氏とジャニタレの関係性が注目されていますが『SMAPメンバーもか』『香取慎吾もそうなの?』などという意見が出ているのも事実です。
残念ながら過去のタレントはこうした疑惑が出てしまう状況です。本人たちには少々やりづらい状況かもしれませんね」(芸能ライター)
テレビで長らく活躍してきたジャニタレ全員に疑惑が向けられてしまう状況は、気の毒ではある。
(文/城島信二)