5日の『news zero』（日本テレビ系）で櫻井翔が、ジャニー喜多川氏の性加害問題について初めて言及した。
「他人事」「茶番」と呆れる声
櫻井は「今回の件ですが、私には2つの側面があると思います」とし「1つは、問題の責任が問われている事務所に所属しているということ。もう1つは、大きな意味では自分は被害者側に見られうる立場に置かれているということ」「お伝えしたいことの1つは、臆測で傷つく人たちがいるということです。」「だからこそ、ジャニーズ事務所は話したくない人の口を無理やり開かせることなく、しっかりとプライバシーを保護した上で、どのようなことが起こっていたのかを調査してほしい」などとコメントしている。
しかし、世間からは「他人事」「茶番」などと厳しい意見が多数派である。「とりあえず取り上げるフリをした」と、世間の批判をかいくぐるために櫻井が語ったに過ぎないのでは、としている。
実業家のひろゆきこと西村博之氏も「news zero ってニュース番組なんだから、番組で調査すれば良くない？他人事感がすごい、、、」とコメントし、多くの反響が寄せられている。
櫻井のコメントが白々しいと捉えられてしまうのも、騒動が発覚してからコメントをしないまま時間が過ぎてしまったことが大きく影響しているものと思われる。
涙ながらのコメントも『ウソ泣き』
「ここまで来ると涙ながらのコメントも『ウソ泣き』で、口ぶりも『芝居っぽい』などと言われてしまう始末です。ここまでコメントを避けていたツケですね。
櫻井さん自身も語っていますが、櫻井さん自身が被害者である可能性もありますので、そこまで強く責めることはできないでしょう。
一方で、櫻井さんはニュースキャスターであり、この件を番組として追及する責任があります。でなければキャスターなどやめるべきでしょう。自らジャニーズ事務所に切り込んでいく覚悟が必要になります」（メディアライター）
日本テレビは『24時間テレビ』や『THE MUSIC DAY』でもジャニーズを大量起用することが決まっている。ズブズブの局では無理か……。
（文／城島信二）
宮城県出身。エンタメ・娯楽関連のwebメディア編集、運営を経て、2020年にミツイグラフ株式会社を設立し、メディア運用や投資でスタッフ2名ながら2年間で1億円以上の営業利益を達成。現在は会社経営ならびにwebメディア「Flat Plat」発行責任者として活動。北海道在住の愛犬家（小型に限る）。