先日のホワイトハウス避難のきっかけとなった不審物は、実地検査でコカインであることが判明したという。
西棟で発見
不審物は先週日曜日の午後6時頃に西棟で発見され、ホワイトハウスにいた人々は避難。消防署が現場に対応することになったと現地紙は報じている。
米国シークレットサービスは声明の中で『消防署が物質を調査している間、ホワイトハウスは「予防的閉鎖」を受けていた』と語った。
米国シークレットサービスの報道官は、「この不審物はさらなる評価のために送られており、ホワイトハウスに侵入した原因と方法については調査が保留中」と述べた。
「PEOPLE」によれば、捜査に詳しい2人の匿名情報筋はワシントン・ポスト紙に対し、物質の予備検査の結果、それが違法薬物であることが示されたと報じている。
これが初めてではない
不審物が発見されたとき、ジョー・バイデン 大統領はホワイトハウスにいなかった。「AP通信」によると、同氏と家族は金曜日にキャンプデービッドへ出発し、火曜日にホワイトハウスに戻ったばかりだという。
粉末状の物質が大統領官邸に送られ、警戒が高まったのはこれが初めてではない。「ロイター通信」によると、法執行機関は2018年、バラク・オバマ前大統領がオフィスを借りていたワシントンDCのビルに輸送された白い粉が入った不審な荷物を捜査したことがあった。
(文/編集部)