画像は「ジャニーズ公式サイト」より
なにわ男子の道枝駿佑が「AERA dot.」のインタビュー記事で、ジャニーズの時代を再び作りたいという意欲を表明したことがファンの間で話題になっている。
『POPMALL』への思いや今後の活動
記事では、道枝がなにわ男子のアルバム『POPMALL』への思いや今後の活動についても語っており、昨年主演した映画が韓国や中国でヒットしたことからアジアでの活動意欲が高まったとも述べている。
道枝の強い決意からは、韓国のエンタメに押される現状に対する認識も感じられるが、それでもジャニーズの時代を作りたいという意気込みが伝わってくる。
道枝や佐久間らジャニーズタレントが「ジャニーズであり続けること」を宣言し、ファンからは応援の声が寄せられている。ジャニーズ全体への風当たりが強くなっている中、肯定的な意見を述べることに勇気がいると評価されている。佐久間も東京ドーム公演で「ジャニーズの道を突っ走る」と宣言していた。
分裂やタレントの移籍に対する不安
ジャニーズ事務所は、ジャニー喜多川氏の性加害問題やTOBEへの移籍が懸念されるなど、不安定な状況にある。ファンの中にはグループの分裂やタレントの移籍に対する不安を抱える人もいる。道枝や佐久間の発言は、ファンに安心感を与える意図があった可能性がある。ジャニーズ事務所はグループの結束を保ち、混乱を避けたいと考えているのではないか。
最近でもKis-My-Ft2の北山宏光がグループ卒業と事務所退所を発表し、メンバーの脱退・退所説が現実化したことになった。以前のラジオ出演でメンバーがグループ活動を続ける意向を示していたことから、ファンは安堵していたが、その後の発表で不安が再燃している。
ジャニーズの中で今後も分裂が起こる可能性があるのか、ファンの心はまだ落ち着かない状況が続いている。
（文／堂島俊雄）
宮城県出身。エンタメ・娯楽関連のwebメディア編集、運営を経て、2020年にミツイグラフ株式会社を設立し、メディア運用や投資でスタッフ2名ながら2年間で1億円以上の営業利益を達成。現在は会社経営ならびにwebメディア「Flat Plat」発行責任者として活動。北海道在住の愛犬家（小型に限る）。