時事

ハシモトホーム課長特定へ「Twitter鍵垢の焦り」パワハラ自殺騒動で“最悪の動き”に批判倍増

発行責任者 (K.ono)

 青森県の住宅建設会社ハシモトホームの青森支店で、40代の男性が自殺した問題。

「症状」の悪趣味極まる内容

 2018年、男性は課長からショートメールで複数回にわたり罵声を浴びせられ、同年の新年会で賞状形式で侮辱的な文言が並んだ「症状」が渡されるなど、度重なるパワハラを受けていたとして、遺族が会社と社長に損害賠償を求める訴えを青森地裁に起こしたというもの。

「症状」の悪趣味極まる内容やパワハラの常態化、そもそもの会社の評判の悪さからSNSの上位トレンドにも多数入るという状況だ。ここ最近は企業のパワハラ騒動がニュースになることも多いが、その中でも衝撃的な内容ということでより話題になっている印象である。

 すでにネット上でも、男性を侮辱した課長の「特定作業」が行われ、名前の“候補”も出てしまっている状況だ。

 さらに現在、このハシモトホームのSNSにも“アウト”な動きが……。東北出身の記者に聞きました。

Twitterは『鍵垢』に

「すでにハシモトホームのTwitterは『鍵垢』に変更し、投稿が見られなくなっています。世間の反響や批判がものすごいことになっていますからね。インスタグラムは通常公開はしていますが、コメントはできません。

この“逃げ”ともいえる動きに、さらなる批判が巻き起こってしまっています。『この動きはパワハラを事実と認めたようなもの』『鍵かける闇の深さ』などイメージをさらに貶めています。

いずれにせよ、こうなったら徹底的にさらされることになるでしょうし、事業へも多大な影響が出るに違いありません。既存顧客も離れるでしょうね。信頼回復の道のりは遠そうです」

 残念ながら、なかなか世間は許してくれない状況のようである。当然だが。
(文/宮城史郎)