創業者・ジャニー喜多川氏の性加害で世間の批判を浴びているジャニーズ事務所。
元ジャニーズjr.のカウアン・オカモト氏
すでに芸能界やテレビ界全体を巻き込む大事になっており、ジャニーズタレントがテレビに出演すること自体が大きく問題視される事態となっている。
今回の大騒動の口火を切ったのが、元ジャニーズjr.のカウアン・オカモト氏だった。ジャニー氏に何度となく性加害を受けたことを告白し、「週刊文春」（文藝春秋）やネットを中心に事務所への問題視やジャニー氏の生前の行為について議論が増加した。
その後、他の元ジャニタレも性加害を多数告発するなど収拾がつかない状況になった。テレビもさすがに無視できずに一部報道をし、最終的には藤島ジュリー景子氏が謝罪動画を出す事態にまだ発展。しかし「（性加害については）知らなかった」と発言。さすがに無理のある方便だったが、テレビがまったく追及をしないことでメディアへの不満が噴出している状況だ。
非常に大きな問題になっているが、どうやらきっかけとなったカウアン氏はこの状況を望んでいなかった、と元NHK党の立花孝志氏が明かしている。
『ジュリー氏もあまり責めてほしくない』
「堀江貴文さんのYouTubeライブで語っていましたが、カウアン氏は『ここまで大事にしたくなかった』と語っているようで、実際には『ジュリー氏もあまり責めてほしくない』と考えているようです。
告発はしたかったようですが、ここまでの騒動になるとは思っていなかったのかもしれません。これまでもジャニー氏の疑惑は時折世間から出ていましたから、騒がれると思っていなかったということでしょうか。
いずれにせよ、カウアン氏は現在相当にメンタルにダメージを負っているとのことです。確かに、自身の性加害を語り、世間からも語られ続けるストレスは想像をはるかに上回るものがあるでしょう」（メディアライター）
立花氏から思わぬ情報が出たが……やはり一筋縄ではいかない騒動なのは間違いない。
（文／城島信二）
宮城県出身。エンタメ・娯楽関連のwebメディア編集、運営を経て、2020年にミツイグラフ株式会社を設立し、メディア運用や投資でスタッフ2名ながら2年間で1億円以上の営業利益を達成。現在は会社経営ならびにwebメディア「Flat Plat」発行責任者として活動。北海道在住の愛犬家（小型に限る）。