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7歳男児銃殺「ジェットスキーの危険運転に怒り発砲」現地警察は「銃撃犯に裁きを受けさせたい」

発行責任者 (K.ono)

 日本でも時折起こる「ジェットスキーのトラブル」。海のアクティビティとして人気だが、時に痛ましい事故や事件に発展することもある。それは海外でも同じのようだ。

弾丸が車を貫通し…

 火曜日の夜、アメリカのフロリダ州タンパのビーチで、ジェットスキーの無謀な運転疑惑をめぐる口論の末、7歳の少年が頭を撃たれて死亡した。

 タンパ警察のカルビン・ジョンソン副署長は水曜朝の記者会見で、ベン・T・デイビス・ビーチ西側のコートニー・キャンベル・コーズウェイでの銃撃で通報を受け、警察が対応したと述べた。

「銃声が聞こえたので、祖父が子どもを掴んでトラックに逃げ込んだ」とジョンソン氏は説明。「しかし弾丸が車を貫通し、祖父の指と子どもの頭に命中した」と状況を詳細に伝えている。

 子供は地元の病院に搬送された後、死亡が確認されたという。

 ジョンソン氏によると、目撃者らは警察に対し、銃撃はジェットスキーを巡って2つのグループが口論した結果だった、とのこと。

「あるグループが、子供たちが水遊びをしている海岸にジェットスキーに近づきすぎたので、もう一つのグループが怒っていた」と目撃情報を公開。「その対立が無意味な銃撃につながった」としている。

ヒスパニック系男性の2つのグループ

 ジョンソン氏は「ジェットスキーを巡る口論が銃撃につながていい理由などない」と彼は「独立記念日のこの悲劇的な事件に対処しなければならない」と語っている。現在、殺人事件担当刑事が「一晩中」現場にいて容疑者の手掛かりを見つけようとしており、現在捜査が進行中であると述べた。

 タンパ市は 「容疑者の説明に関する情報は限られているが、目撃者によると、事件当時、ヒスパニック系男性の2つのグループが互いに発砲していたと考えられる」と述べた。

 ジョンソン氏は、銃撃に関する情報を持っている人には名乗り出るよう「私たちは、銃撃犯に裁きを受けさせたい。私たちは行動に対する責任を追及したい」と呼び掛けた。

 そして「もし彼らがここにいて、今日私の声が聞こえたら、自首してください」「あなたの行動のせいで7歳児が殺されてしまいました」「この件で殺されたのがあなたの子供だったらと想像してみてください」と彼は懇願した。

タンパ警察のリー・バーコウ署長はABCニュースに対し、「私たちの思いはこの無実の子供の家族とともにある。関係者全員が特定され逮捕されるまで、警察は精力的に捜査を続ける」との声明を出している 。
(文/編集部)